9月, 2026年
2026-09-05
時代の変化はさまざまな部分に表れる。その一つとして注目すべきは近年、徐々に徐々に「年上妻」が多くなってきているという統計的な事実だ。特に初婚での結婚、それも20代同士の若い人たちの結婚で、それが多くなってきているという。これは何を意味するのか。「昭和」の時代は、圧倒的に男性の方が年上であるカップルが多かった。その方が自然に視えた。それが、ここに来て急速に変化し、なぜか初婚の人達の“平均的な年齢差”という調査でも、どんどん年齢差が縮まり、いまや“1.4歳差”というのが平均的なのだという。つまり“同世代婚”とでもいうか……それが“当たり前のこと”に変わりつつある。たぶん、もっとも大きな理由は“結婚観の変化”にあるのだと、わたしは思う。つまり、昔は「夫が妻を養う」というのが当然のこととされたのだが、現代では、そのような考え方自体が消失してしまった。女性も働いていて当然だし、高収入に変わりつつある。したがって「養う」という考え方自体が完全に消失している。となれば、女性も自然に高学歴となり高収入の職場を求めることになる。したがって、まず男女間においての“就職年齢”に差がない。次に“家事分担”と“育児分担”にも、平等を求める傾向が近年は特に強まりつつある。昔は、妊娠・出産・子育て・教育は“妻側の役割”という考えが大勢だった。まあ生物学的に観れば、本来は現代でもそうなのだが、現代女性は、それを許さない。家事だけでなく育児・教育においても分担して平等であることを求めがちなのだ。そうすると、それを最初から“当然のこと”として受け入れる同世代や“やや年下の男性”が、結婚相手に相応しいということになる。さらに現代は“親の介護”問題も決して小さな問題ではない。昔は、嫁いだ先の親の面倒や介護は、妻側の負担になるケースが圧倒的に多かった。けれども今は、これも不平等は許さない。こうして、それらも含めて“互いの結婚観”というものが、現代では重要なテーマとなっている。それらが一致しない“年齢差婚”は、将来的に問題が発生しやすい、ということのようだ。「日本」はアジア各国の中でも、もっとも“親の面倒・介護”に対する意識が、よく言えば“平等観”が進んでいて、その点でアジア各国とは異なる。中国や韓国などは、いまや先進国であるが、その部分は“古来からの伝統的な考え”が極めて強く残っている。そういう点だけで言えば、日本は欧米寄りなのだ。現代の日本人の生き方・考え方は、欧米人ともアジア人とも違って、伝統と革新が入り混じった特異な“家庭観”を築きつつある。
2026-09-04
ドル円相場で、市場が大きく動き始めた。1ドル=160円前後を行きつ戻りつしていたのに、昨日から今日にかけ一気に“円高”が進んで、1ドル=155円前後になっている。しかも、今回は“為替介入”したのではない。そういうふうに視る人たちが居るかもしれないが、たぶん違う。その動き方から言って、これは“市場の読み”が為替を“先回りさせた形”とみるのが妥当だ。その証拠に、これまで下降線をたどってきた「ダウ」や「ナスダック」が急反発している。たぶん市場は「日本」の“利上げ”を9月だけでなく、12月にもあるもの…と読み「アメリカ」の“利上げ”を9月に行わないだけでなく、年内はない…と見立てているのだ。こうした“市場の先読み”が、ドル円相場を大きく動かし、急激な“円高”方向へと導いている。しかも、この動きは“もう一歩先”まで進む可能性もある。わたしは以前から“円安”を食い止めるには、日銀が“連続利上げしていくこと”だと述べていたが、それに近い方向へと、ようやく舵を切った。実際にはまだ“日銀による9月(18日)の利上げ”も、それからアメリカ“FOMCによる9月(15日)の利上げせず”も正式に決まったことではなく、まだまだ流動的な状態だ。それでも気の早い市場は、それらを先読みする形で急速に動き出した…ということになる。日銀の9月利上げは、アメリカから何度も催促されているので、正式ではないが“ほぼ決まり”は間違いがない。問題は、それを継続していくのかどうかで、それはまだまだ決定できる状況ではないのだが、利上げのタイミングが“やや遅れてしまった”ので、継続していく以外に方法が無くなっている。それからアメリカの方だが、これまでは“9月利上げ”の方向で市場が動いていた。だから「ナスダック」や半導体指数は下げ続けていたのだ。ここに来て、ナスダックは大きく反発しているが、半導体指数の方はどうも“その動き”がこのところ鈍い。それが「日本」や「韓国」の市場にも反映して、かつてのような勢いがなく「日経平均」も“けだるい動き”に終始している。春先の勢いはどこに行ったのか、少なくとも日米が“金利に揺れる”今月半ばまでは、苛立ちが続きそうな“大きく飛躍できない”状態が続きそうで……現在の日本列島そのもののようなスッキリしない雲行きなのだろうか。
2026-09-03
或る意味で“特殊な仕事環境”という点で、わたしのような「占い師」という職業も、小田切優衣氏のような「声優」という職業も、似たようなものだと言えるかもしれない。彼女はこの仕事を“本業”とした十年間に見切りをつけて、8月31日に「廃業」という選択を択んだ。通常は「引退」とか「卒業」とかいうところを、自ら「廃業」という言い方を択んで関係者やファンに伝えたところに、彼女の言葉に出来ない“無念さ”が伝わってくる。「声優」というのは、かなり特殊な自営業だ。実質的にはどこかの芸能事務所に所属していたのだと思うが、何しろ、この分野は“顔”を出せない。アイドル的に人気を出してしまえば、顔を出すことが出来るのかもしれないが、通常は顔を出せない。したがって、或る程度“声だけで売る”商売と言える。当然のことながら“狭き門”でアニメの吹き替えや海外ドラマの吹き替え、或いはナレーターなどが主な仕事分野であり収入源となる。その狭き門に男女合わせて2000名以上がひしめく。もちろん、一般の人たちが知っている声優の名前など、十人にも満たないだろう。となれば当然アルバイトは必須ということになる。ところが若い内は良いが、徐々に年齢が上がっていくと、そのアルバイトも限られていく。通常の仕事と違って、芸能事務所からの給料というのは変動しやすい。いまのような物価高の時代に、声優の仕事だけで暮らしていくのは徐々に難しくなっていく。こうして何人もの声優や俳優や芸人や歌手など…が芸能界から去っていく。文字通り“廃業”していくのだ。こういう場合、辞めるなら早い方がいい。年齢が行ってしまうと、もう正規で雇ってもらえるようなところは無くなってしまう。こういう場合、才能のある人の方が早く辞めていきやすい。つまり、他の分野でも十分に自分の能力が通用するよ確信できるからだ。逆に自分の能力に自信のない人は、ギリギリであっても芸能界にしがみつく。それ以外に“生きる道はない”と判っているからだ。しかも、運命とは皮肉なもので、そういう“不確かな才能”の中に、やがて人気急上昇して、別人のように輝き出す人がいる。芸能界における成功は、能力とか実力とかとはあまり関係がない。力のある事務所への移籍や、相性の良いマネージャーと組むことによる効果も大きいからだ。もっとも、芸能界では成功できなくても、それ以外の分野でやがて大きな能力を発揮し始める人はいくらでもいる。不確かなものに、しがみつくだけが人生ではないのだ。
2026-09-02
わたしには“自分の占い”が当たって哀しむことや、外れて悦ぶことも多い。他の占い師の方はどうか知らないが、悪いことに関しては「外れた方が良い」と想いながら、嘘のつけない私は、視たまま占った結果のまま依頼者に伝えたり、文章として記してしまったりする。もちろん、悪いことだけを告げるようなことはなく、必ず、その場合の対処法なども一応“添える”のだが、時には上手く“添えられないこと”もある。しかも比率的に言えば、良いことより、悪いことの方が、的中率としては高い。奇妙なもので、占ってもらった方も、良いことというのは、その通りになったとしても、改めて、それを報告しに来るような方はほとんどいない。ところが、どういうわけか、悪いことの方は、次に来たときとか、人伝にとかいう形で、報告を受けることが多い。もっとも、わたし自身の方は9割方忘れているから「そんなこと言いましたっけ⁉」というような場合が多い。さて、わたしは丁度、十年前の秋に現在はドジャーズで活躍している大谷翔平選手を、或るTV局の依頼で鑑定した。そのことに関しては、これまでにも書いたことがあるので詳しくは書かない。ただ翌年に起きた“足の故障”について予言判断をし、それは残念にも的中して、翌年、彼は殆ど活躍出来なかった。けれども、その後すぐに彼はアメリカに渡って大リーグの選手として文字通り“二刀流”として存分に活躍してきた。ただ、このところ膝と肩に故障が出てきたようで、思うような活躍が出来ずにいる。特に“膝”の方は重症なようで、手術が必要とも言われている。わたしは以前、このコラムで大昔にソフトバンク(現SBG)の株価が急騰した時、その数か月前(300万円)の時“急騰する”と胸騒ぎを感じながら、そのまま放置し、結果的に株価は最高1900万円まで到達して急落した。あの時の想いが残っていて、今回は再び“急騰する”と胸騒ぎが来て、その時直ぐは金銭の都合がつかなくて、急落し始めてから購入した。その一回目の急騰は逃した形だが、必ず“二回目が来る”そしてその場合に本物の大急騰となる、と想っている。キオクシアの場合にしてもそうだが、或る程度高くなってからだと、急騰するのは判っても金額的に手が出せない。さて話もどって大谷選手だが、わたしが怖いのは、もう一度来年、十年前と同じように“足で活躍できない状態”が続くのではないか……という心配が、わたしのアンテナとでもいうか、そういうもので感知する部分がある。そこで、こういう“悪いこと”に関しては「外れてほしい」のだが、株価予測と同じで外れて欲しいものほど的中しやすい傾向があるので、あえて、こういう形で記すことによって、予感が外れ、多くの人に「嘲笑って欲しい」と想ったりする。
2026-09-01
2026-09-01
時代が変わった……ということは、さまざまな部分で感じるのだが、何よりも大きく変わったのは「結婚観」についてだ。「こども家庭庁」が今年5月~8月にかけ全国の若者たち(15歳~39歳)を対象として行ったアンケート調査で十万人以上から回答を得たのだが、そこで判ったのは日本の場合「結婚するつもりはない」と考える若者たちが三割以上もいる……という現状だった。諸外国との比較は出来ないが、確か韓国でも似たような結果が出ていたような記憶がある。とすれば、日本固有の事情というよりも、時代的に世界が“そういう傾向”に傾きつつあるような印象を受ける。確かに、これからはAIの時代なので、恋愛や結婚も人間とよりAIヒューマノイドとの方が“楽ちん”と考える人が出てきてもおかしくはない。なぜなら男女間では衝突しやすいが、AIは極力“衝突を避けよう”と努力する。そういえば同性間による恋愛や結婚でも“似たような要素”は多少あるのかもしれない。だから、まずはということで“同性同士の恋愛や結婚”が急速に増えて来たのか。そして、その次に来るのが“人間とAIヒューマノイドによる恋愛・結婚”となるのか……解かったような解からない時代に入って来たもんだ。そういえば“人間とペットとの間”の距離も最近は妖しく縮んでいる。つまり恋愛や結婚の相手が同性には向かっていかないが、ペットに向かっているケースもありそうな気がする。さすがに「ペットと結婚します」とは言えないが、AIヒューマノイドとの恋愛・結婚がふつうになれば、ペットとの結婚だって…ヘンではなくなる。さらに進めば実の“親”と“子”とでの恋愛や結婚も可能性としては出てきそうだ。もちろん実際には遺伝的な問題とかがあって危険なのだが、可能性としては、今後さまざまな可能性が出てきているということだ。この際、先回りして「同性間でのお見合い」や「人間とペットとのお見合い」や「人間とAIヒューマノイドのお見合い」などなど新しいスタイルの“お見合い事業”というのも、なかなか意義のあることのような…そういうバカげたことを感じさせる「こども家庭庁」による十万人アンケートの結果だった。