アメリカの次期大統領候補トランプ氏の暴走が止まらない。どこまで本音なのか掴み難いが、日本に「米軍基地費用を100%負担すべきだ」とぶち上げている。この不動産王は、或る意味で“もっとも開拓者時代のアメリカ人”的な発想をする人物だが、彼の主張を吟味すると“それは得なのか・損なのか”の二択で、すべてを考えていく思考形式になっている。したがって、その思考方式を“手玉”にとってさえしまえば、意外に簡単に“手のひらを反してくる”可能性が強い。つまり、もしも彼が大統領になった場合を想定し、先手を打っておくのだ。つまり、日本はロシアとの間で「日ロ平和条約」を締結し、さらに北朝鮮との間で「日朝平和条約」を締結し、ロシアと北朝鮮とを“味方・同朋”としてしまうことである。この二つを行えば、100%間違いなく、トランプの口は封じられる。ロシアとの関係では「引き分け」で二島だけ返してもらい、北朝鮮との関係では“戻ることが可能な拉致被害者”のみ返してもらう作戦にでる。やや“乱暴な方法論”だが、早急な締結にはそれしかない。これを行うことで、100%間違いなくトランプは黙る。こういう人物は黙らせると後は早いのだ。本来の“武士道”には反するが、“拳銃”には“二刀流”で対決するしかない。元々が“損得だけの単純思考”なので、いったん黙らせてしまえば、今度は黙っていても向こうからすり寄ってくる。その時は、AKB48に大昔の「♪ハートのエースが出て来な~い」を歌ってもらおう。もちろん訳す時には「お前には心というものがないんだよ」と笑顔でささやく。
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