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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「ささやかな経営者たち」を“どうするか”という問題


以前にも述べたことだが日本という国には“中小企業”の「枠」にも入らない“零細企業”がごまんとある。そして、現在、そういう人達の多くが苦境に立たされている。中小の枠に含まれる企業の場合は、国や各都道府県などから“それなりの支援策”が用意されている。余程の“赤字企業”でもない限り、それまでの“繋ぎ”は何とかなっていくのが普通だ。元々が“危なかった”なら別だが、そうでもない限り金融機関もそれなりに支援してくれるはずなのだ。問題は、一般的に言って“ちゃんとした企業”とはみなされていないような、それでいて経営が成り立っている“不可思議な零細企業”で、実はこういう企業とは呼べないような企業が一番の問題なのだ。私がかつてお占いを教えていた生徒さんで、今はススキノで飲食店経営をやっている方が3名いる。その3名とも、一応「占い師」もやっている。けれども経営の主体は、従業員も使っている飲食店の方だ。十人以上も雇っている人もいて、或る意味では“立派な経営者”なのだ。それら三人共が今、苦境に立たされている。何しろ札幌も、夜の店からクラスターが出たこともあって、自粛要請が強い。また、札幌ではないが、私が占いを教えた人には“占いハウス”として店舗を構え、占い師を何人も雇って事業展開している人もいる。そういう人も自粛要請で苦境に立っている。芸能人などでも“店舗経営”で苦境に立っている人は多いようで、はるな愛氏は“カラオケバー”と“沖縄酒場”と“焼き肉店”を経営しているが、従業員の給与分だけで月200万、家賃が40万、その他もろもろで公的“支援金”ではとても足りないと嘆いている。元AKB48の内田眞由美氏も5000万もの借金から“大衆焼き肉店”を経営しているが、この騒動で苦境に立っている。元SDNの光上せあら氏も昨年8月オープンした“ウェディングイベント会社”が立ち往生している。テリー伊藤氏なども、原宿のお店の従業員代と家賃とでギブアップ寸前らしい。こういった“ささやかな経営者”たちが、日本には山ほどいるのだ。早く収束できなければ「日本列島」全体がじわじわと沈んでいく。
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