格闘家の中には俗に「ビッグマウス」と呼ばれる人たちがいる。つまりは対戦相手を“威嚇する”かのような発言を繰り返す人物のことだ。その一人に、昨年の大みそか格闘技大会「RIZIN」に出場して2回途中で“TKO負け”を喫した平本蓮(22歳)選手がいる。元々K-1の戦士で、今回の“総合格闘技”はやや勝手が違ったのかもしれないが、それにしても2回途中でTKO負けは大戦前に“豪語”していた内容とはあまりに違い過ぎた。しかも、試合後のインタビューもすっぽかしたらしい。まあ“お行儀”が良くない選手の代表のような人物だが、格闘技で戦う選手には、多少そういう“向こう見ず”な部分を宿している方が良い。彼は自身のYouTube動画の中で、自分はまだ負けていないからインタービューを避けた。“アンチはゴキブリ”だから、そういう奴の意見なんか聞く気はない、という種類のことを言ったようだ。これまで自分に対して批判的な人のことを、さまざまに表現する人がいたが「ゴキブリ」と言い切ったのは、私が知る限り彼が初めてで、その表現力には感心させられる。ただ彼に“意見”する人の中には、彼のことを思っての人も、中に入るかもしれないので、その全部をひっくるめて「ゴキブリ」と表現するのは、いささか配慮には欠ける。けれども、まだ22歳であるから、その辺は大眼に視よう。格闘技で「ビックマウス」と呼ばれた人の中には、その後に大成していった人が少なくない。或る意味では、相手を威嚇したり、挑発したりすることで、自分自身を鼓舞しているともいえる。昔から「弱い犬ほど良く吠える」と言って、ほんとうに自信のある者は、決戦前は無口な場合が多い。口数が多いのは、それだけ“不安”があるからだ。ところで、平本蓮選手は、今後、練習の拠点をアメリカに移すらしい。もっと総合的な観点から、入門・志願できる人物や環境がアメリカにあると踏んでいるようだ。確かに、格闘技者は昔の“道場破り”ではないが、さまざまなところで“腕を磨いた”方が良い。これは“格闘技”だけでなく、あらゆる世界に通ずることである。優れた仕事人ほど、自らの“わざ”に満足していないものだ。
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