今から30年後、日本はいつの間にか「カジノ王国」になっていた。どうしてそうなったのかというと、2016年頃の「マカオ」を見習ったからだった。その当時、マカオは9年連続で国民に対して“カジノによる増収を還元”していた。一人当たり11.5万円も配っていたのだ。65歳以上には“養老金”や“敬老金”も配った。“医療クーポン”も配った。その代わり、豪華なカジノホテルを外資により次々と建設していた。この方式を、日本は見習ったのだ。ただ日本はマカオよりも優れている点があった。“面白いゲーム”や“漫画とのコラボ”や“商品との変換”など、それまでパチンコ業界で培ってきた“遊戯としての企画力”や“操作システム”をマカオなどとは全く違ったものに改良していた。つまり、お金をかけずとも楽しめるカジノ、服装など気にせずとも入れるカジノ、各国語に変換できるシステム、子供たちも楽しめるゲーム機併設、日本のパチンコ台機併設、古代に行われていたギャンブル復活、コスプレ嬢達のドリンクサービス…とにかく“新しいカジノ”“健全なカジノ”“新時代のカジノ”を目指したのだ。これが訪日客に大うけとなって、瞬く間に日本は“世界一のカジノ王国”へと変貌したのだった。こうして30年後、日本では全国に100以上のカジノホテルが稼働するようになり、それを目当てに世界各国から観光客が集まり、国民一人当たり年間100万円のボーナスを還元できるまでになったのだ。かつて“少子化”と“デフレ”で苦しんでいた日本は、カジノによって生まれ変わった。国民の誰もが大らかとなり、豊かさを享受してのんびり暮らしている。本当の“精神的な豊かさ”とは、こういうところから産まれて来るのだと、ようやく気づいたようであった。
人の運命は、わからない。アメリカのデトロイトの養護施設で15歳の時に出産した少女は、やがて、その25年後にアフリカのガーナの都市タマレにおいて、14世紀に建国された「ダグボン王国」 続きを読む
ときどき地震学者というのは、何のためにいるのだろう…と思うことがある。政府が調査を依頼した「地震調査委員会」が一連の能登半島の地震活動に関しての結果報告を行ったが、すべてがあいまい 続きを読む
わたしは以前から、人間をすべて“平等”に扱おうとすること自体に対して疑問を持っている。近年はコンプライアンスの浸透から「平等でなければならない」という考えがはびこっているが、ほんと 続きを読む
北イタリアの田舎町にその大学はある。年間の授業料が250万円という大学だが、世界各国から優秀な学生たちが集まってくる。正式名称は面倒なので省くが「食科学大学」という3年制の大学だ。 続きを読む
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む