「かぼちゃの馬車」を知っているだろうか。シンデレラの物語に出て来る。けれども、シンデレラの話ではない。“危うい投資事業”の話だ。話はかなり複雑である。ここに出て来る多くの投資家は“小金持ち”で“大金持ち”ではない。“小金持ち”なので、本来であれば“お金”に困るような人たちではない。けれども、彼らは、もう少しだけ上の“金持ち”を目指した。或いは老後の“余裕資金”を目指した。だから“危うい投資事業”に自らの財産をつぎ込んだのだ。その数、約700名に及ぶ。そういう人たちがオーナーとなっているのが「かぼちゃの馬車」という名の若い女性向け“シェアハウス住宅”だ。謹慎明けのベッキー氏が「シンデレラは夢をかなえるため馬車に乗った」とテレビCMでアピールしていた。葯900棟存在していると言われる「かぼちゃの馬車」だが、その運営・管理を手掛けているのはSD社である。つまり投資事業に興味のある“小金持ち”のオーナーたちを募って、各棟のための金融ローンを組ませて、どんどん事業を拡大していくのがSD社の方針だった。実際、この方式は見事に当たって、事業はどんどん拡張した。現在でも100棟ほどが未完成だが建設中とか更地状態にある。「かぼちゃの馬車」名義のシェアハウスは急拡大したのだ。多くの“小金持ち”たちは、そこに目がくらんだ。こんなに急拡大しているのだから、多くの人達が参加し、サラリーマンでも投資しているのだから、そしてSD社が家賃を保証してくれているのだから、大丈夫なのに違いない。そして何よりも「スルガ銀行」で“融資の審査”が通っている。年収が700万でも1億円の物件が手に入る。そして、毎月、何もしなくても家賃60万円がSD社から振り込まれ、そのうちの45万円をスルガ銀行に還していけば良い…“小金持ち”のサラリーマンにとって、理想の老後生活が夢見れるのだった。まさに「かぼちゃの馬車」のシンデレラのような心境だったに違いない。ところが、事実は、さまざまな部分で違っていた。SD社が家賃を保証できたのは、事業が順調だった場合の話だ。現在は“破綻寸前”である。もう家賃の保証はないのだ。実際には、シェアハウスはそんなに需要のある賃貸ではなく、4割ほどしか埋まらない。他の事業でも成功しているかのごとき説明は嘘だった。そうなると、スルガ銀行への毎月の返済だけが重くのしかかってくる。年収700万のサラリーマンに月々45万の支払いなど、土台が無理なのだ。つまり、ローン審査が通ったこと自体が“怪しい”のだ。もしかすると“毒リンゴ”を勧めた一番の張本人は「スルガ銀行」かもしれないのだ。
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