手相には「神秘十字形」と呼ばれる“十字”の形状が出現することがある。私自身にも“それ”はある。通常、キリスト教のシンボルとして「十字架」が描かれる。掌のほぼ中央に出現する“十字”の印は、けれども、キリスト教やユダヤ教には何の関係もない。宗教には“無縁の十字”である。私自身も“キリスト教徒”ではない。ただ、この“神秘十字形”を持っている人の多くは、“宗教”や“占い”や“心霊”に何らか関係のある人生を歩む。そういう風に出来ている。多分、だから「神秘十字形」なのだ。クリスマスは伝承的には「イエス・キリストの誕生祭」ということになっている。実際には、この日に産まれたという保証はないが、その当時「ナザレのイエス」と呼ばれた男がいたのは事実である。なぜ、そう呼ばれたかというと、ナザレの街に育った大工職人が「イエス」という名だったからだ。ごく平凡な名として「イエス」はあった。つまり「札幌の太郎さん」と呼ぶのと同じような呼び方で「ナザレのイエス」と呼ばれていただけの話である。そのイエスが、30代前半で“政治犯”として捕まり、布教活動の中で“民衆を扇動した”ということで“十字架刑”に処せられた。この十字架刑も、当時としては“特異な刑”ではない。角材に“磔となったイエス”は、多くの民衆から罵倒された。薄れゆく意識の中で、イエスは力なく叫んだ「我が神、我が神、どうしてあなたは私をお見捨てになったのですか」それは『詩編』の一説の朗誦だったが、死が近づいたイエスが、神に“恨み事”を叫んでいるようにも見えた。生前“イエスの奇跡”など何もなかったが、裏切った弟子たちは、彼の死後、自責の念に駆られて、彼の真摯な教えを広めようとした。それだけの話だった。パンは、いきなり増えたりはしなかったが、彼はいつでも、それを“平等に分けようと”努力していた。
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