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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「ナスダック」の“危険水域”が「鍵」を握る


中国の「三峡ダム」に関して、もはや「危険水域」だという報道が頻繁に登場するようになった。私がそのことを指摘したころは「三峡ダム」の名前さえ多くの人は知らなかったはずだ。大体が、私の“注目”は早すぎるので、多くの人たちにとっては「何を言ってるの?」という場合が多い。そこで今回も一つ、多くの人にとっては「ふーん⁉」というような話をしよう。「危険水域」の話だ。もっとも“危険水域”と言っても「水」とか「雨」とかではない。経済の話だ。いくつかあるので、もしかしたら一度では書ききれず、中途半端に終わるかもしれない。まず「みずほ銀行」が、紙としての銀行預金通帳を“有料化”することを決めた。世間は“コロナ騒動”によって「紙」というものに対して警戒心を持ち始めている。会話などなくても、紙のやり取りによって、感染する可能性が指摘され始めたからだ。“0金利”が続いて“収益源”が乏しい銀行にとって、今であれば「紙」から「ネット」への切り替えは世間に受け入れられると判断した。元々「みずほ銀行」はソフトバンクグループとの関係が深い。あらゆるものを「ネット化」「デジタル化」することは“未来派企業”に投資しているソフトバンクグループにとっても有益であり、徐々に“金融全体をデジタル化したい”日本銀行にとっても望ましいことなのだ。もっとも、日本の場合「預金通帳」が無くなることに“不安感”を抱く高齢者は多い。だから一気にはムリなのだが、その第一歩を踏み出したことは間違いがない。さて、昨日もアメリカの「ナスダック」は“最高値”を更新した。このところ連日“最高値”を塗り替えている。なにしろ3月23日に“コロナ騒動”が本格化した時「ナスダック」は急落して“6700”付近まで下落しのだが、何んと昨日の終値は“11311”と、倍近くまで急上昇し続けているのだ。実はあの頃、一つの“入れ替え”が行われた。ニューヨークには「ダウ」と「ナスダック」があるが、急落するまでは「ダウ」の方に世界の資金が向かっていた。ところが急落後は「ナスダック」の方に資金が入れ替わったのだ。これは何を意味するかというと「ダウ」の値上がりはセーブされるようになるが「ナスダック」の方は“上昇幅”が大きく、早く“駆け上がっていく”ような波動を描く。だから、それ以降は「ナスダック」が急速に値上がりし続けている。そして、最初に書いた「危険水域」はどこなのか、ということである。株は、どの株であっても、急上昇したものはピークに達すると“急落する”のが常だ。また上昇することはあるが、急ピッチの上昇は必ず“急下降”する。それは「世界経済」にとって重要な“分岐点”になる。本当はこれからの“推論”が本題なのだが、もう時間がない。
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