誰でも自分にとって「丁度良いペース」の“生活リズム”というものがあります。仕事上の“サイクル”や“速度”である場合もあれば、人との“関わり方”である場合、新たなものに対する“吸収の仕方”である場合もあります。とにかく「自分なりのペース」で物事を進めるのが一番疲れないし、自然で無理がなく、ストレスが生じない基本であることは誰もが知っています。知ってはいるのですが、実際にはなかなか「マイペース」を貫けない状況も多いものです。そして自分なりのペースが乱されると、人は“不安”になるとか、“焦り”が生じるとか、“苛立ち”が強まるとかするものです。つまり、極力「マイペース」が許される環境にいることが心身の健康を保つ第一の秘訣です。また「自分の世界」と言えるような“趣味的な空間”を持つことが出来れば、そこが“個性の輝き”をもたらしてくれるとか、“癒し”を与えてくれるとか、“至福の時間”を授けてくれます。「自分の世界」は当然ながら“強要されたものでないこと”が条件で、“仕事分野”でも、“趣味世界”でも、“嗜好空間”でも、実際には何でも良いのです。この「マイペース」と「自分の世界」を得ることが出来れば、人は“幸せ”を実感して生きることが出来るものです。それらが失われてしまうと、他のどんな部分が満たされていようと、生活に“充実感”を得ることはできません。
彼がTVに出始めた頃、わたしは彼の発言に対し「それはないだろう」と思うことが多かった。それに、どこか人間としての“冷たさ”を持っているようで、その部分も私には好きになれなかった。た 続きを読む
たまたま2人の人物の新刊書と、それにまつわる自伝的なインタビュー記事を目にした。その一人は元将棋棋士の桐谷広人氏であり、もう一人は元プロレスラーの赤井沙希氏である。元棋士7段であっ 続きを読む
「北朝鮮」という国は、ほんとうに解からない。11月29日は北朝鮮で航空隊が創設された記念日「航空節」だが、それに合わせて金正恩氏と“その娘=ジュエ”氏とが空軍司令部を訪れたと報道さ 続きを読む
通常、政治家が“新党”を結成すれば、なんとなく一時的ではあっても“新鮮な雰囲気”が漂うものだ。ところが、今回の新党結成の記者会見は、そういう“新鮮さ”というものがまったく感じられな 続きを読む
単身者や核家族が多くなったことで、ペットを飼う人たちが増えている。犬や猫だけでなく、近年は“さまざまな生き物”をペットとしている例が多い。彼らのほとんどは、そのペットを「家族」とし 続きを読む
ときどき歴史上の人物が、歴史遺産的な事柄に対して貢献していた事実を知る。今回の貢献も、地味だが貴重な貢献と言える。ユネスコの「世界の記憶」国内候補として文部科学省が「三種の仏教聖典 続きを読む
人は最終的に“自分の居場所”を求めて生きて行く。どんなに恵まれた環境でも、そこに“自分が居ない”と思えば、その中で“倖せ”を実感することはできない。人は、本能的に“ここが自分の居場 続きを読む
歴史というのは、時として“逆戻り現象”を生み出す。日本は昭和初期(1920年代後半)の頃、結婚の7割以上が“お見合い”によるものであった。それが徐々に“恋愛結婚”が増えていって19 続きを読む
昔から「死人に口なし」というが、わたしは前から疑っている。ほんとうは死人でも“口がある”場合があるような気がするからだ。特に、殺人事件とか予期せぬ事故に巻き込まれるとかして亡くなら 続きを読む
作家の伊集院静氏が亡くなった。わたしがこの人に注目したのは、彼がまだ作家デビューしたての頃、たまたまその履歴に作詞家としてのペンネームがあり、その名の方で想い出す作品があり「おもし 続きを読む