このところ新千歳空港はホテルのようなありさまで、のべ1万1600人が空港内で寝泊まりする羽目になったらしい。そこで、どうしてもこういう問題が起こる。飛行機が欠航するということに怒って、中国人客たち100人ほどが騒ぎ出し、ゲートを勝手に潜り抜けるものも出て来て警察官と衝突し、一時、大騒ぎになったというのだ。実は前から、私はこういう事態がそのうち起こるのではないだろうか、と危ぶんでいた。というのも、今回は全国的にも大きく報道されたが、それほど大きく報道されていない“予想外の欠航”が新千歳空港では大変に多いのだ。つまり極端に“悪天候に弱い空港”なのである。今回もいくつかのコンサートなどが急きょ中止になったが、日本人は総じて「マナー」が良いので“抗議”しないが、客観的に観て抗議されても仕方がないようなケースが多い。つまり、こういうことは“今に始まったことではない”ということである。にも拘らず、その対策が一向に講じられていない。増えてきた訪日客にこたえるため、新千歳空港の拡張工事が行われることは知っているが、冬場に多く発生する「欠航」に対しての“対応策”は決して十分とは言えない。確かに毛布などを貸し出して、空港内を開放し、寝場所を与えて対応してはいるが、それはあくまで応急措置で、もっと根本的な対策が必要なのだ。なぜなら、ここは北海道で、いくら毛布を貸し出しても南国から来ている人たちには“寒い”に決まっているからだ。近隣にホテルでもあれば別だが、空港付近にはホテルがない。札幌でさえもホテルは不足している。“雪まつり”の時など、足りてはいないのだ。訪日観光客を取り込むのは良いが、その前に必要な対策を準備しておかなければ、今回のようなトラブルは再び起こる。それも、単なる“小競り合い”程度ではなく、もっと大掛かりな暴力事件とか空港施設の破壊とか、そういうことにまで発展する可能性だってないとは言えない。大きな事故が起こってからでは遅いのだが…。
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