「マリリン・モンロー」と言えば、謂わずと知れたかつてのハリウッド女優である。今では使えない「セックス・シンボル」というイメージ表現を売り物にして、世界中から愛された。男性だけではなくて、女性からも愛されていた。大昔、今から40年近く前「占い喫茶店・我夢」という店に、私が“占い師”として雇われた時、その店のオーナーだった女性店主は、マリリン・モンローの大ファンで、壁にモンローのポスターを飾っていた。そのくらい日本女性にもファンが多くいたのがモンローという女優だった。精神的に不安定で、楽物の乱用で死亡したとも、それに見せかけた殺人だったとも言われるが、ほんとうのところはよく解からない。ただ当時の大統領とも交流があったことは確実で、孤児院で育った後の人生は華やかだった。そのモンローが暮していた豪邸が2017年に187億円で売りに出された。ところが、あまりの高額に買い手がつかず、どんどん値下がりして最終的には91億円まで値引きされ、やっと売却に成功したことが報道された。値引きされた…とはいうものの91億円である。おそらく今から60年以上も前に建てられた物件で、ロサンゼルスの高級住宅街とは言っても、普通に考えれば高すぎる。それでも、世界的な有名人が暮した邸宅は“高値で取引される”のがアメリカのおかしなところだ。大体、風水的見地からいうと、いくら有名人とは言え、モンローの晩年は決して幸福ではなかった。元々“家庭運”の乏しい生れなのか、何回かの結婚はいずれも“幸せ”で終わらなかった。ましてや晩年の邸宅は“不可解な死”を迎えた住居で、どう考えても“幸福に暮らした家”ではない。そうだとすれば、当然、家相的な観点からは“欠点”がある筈で、そのままリフォームもせず暮らすのであれば「大丈夫⁉」と心配してしまう。もし、モンローファンが購入したのなら、多少は手入れしても、大きくリノベーションはしないだろうし、モンローに興味のない人が91億円もの“高額”を出すかは大いに疑問なのだ。総じて外国の“お金持ち”は、古いものに価値を見出す人が多い。私など、貧しく育ったせいか、古いものは昔を想い出して嫌なだけだが…。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む