今年は著名人が突然“ピンチ”に立って、表舞台から消えていくような出来事が多かった。年始から年末まで、ずっとそうだった。“ピンチに立つ”理由はさまざまだが、マスコミが関与しているケースが多かった。それなりの知名度や収入があって、才能にも恵まれた人達が、あっという間に窮地に陥る。それが今日の“情報化社会”だ。特に日本は国土の面積も狭く、人種や言語も一つで一国としてのまとまりが良い。或る意味、まとまりすぎているので“一つの考え”とか“一つの意見”が優先されると、それ以外の考えや意見は抹殺されやすい環境にある。どの地域でも共通した情報が流れ、どの世代でも職業でも共通した知識を共有している。それ故に、人気を得るとか、支持を得るのも早いのだが、バッシングを受けるのも早い。つまり、いったん「悪」のレッテルを張られるとどこへも逃れようがない。仮に、それが“単なる噂”や“憶測”や“誤解”だったとしても、取り返しがつかない。そういう“怖い国”なのだ。しかも日本人は総じて潔癖なので、一度犯した過ちは簡単に許したりしない。確かに、今年“急に表舞台から消えた”人達の多くは、反省すべきところを持っていた。例えば「舛添要一氏」を振り返ってみよう。確かに彼は「社会的地位は金銭を必要とする」という考え方の持ち主だった。そのこと自体は、彼の“考え方”なので、必ずしも「悪」とは言えない。問題は、税金を“プライベートにも流用した”ことだった。彼の考え方の中に「それなりの仕事をしていれば、多少プライベートで使っても許されるだろう」という“甘さ”があったことだ。この“甘さ”が、今年、突然“ピンチに立った”人達に共通してあった。だが、それは彼らだけなのであろうか。実は多くの人達が、そういう“脇の甘さ”を持っている。ところが今の日本は、この“甘さ”を許すことが難しい国になった。したがって余程緊張感をもって日々を過ごしている人でない限り「一寸先は闇」なのである。著名人でない限りマスコミは騒がないが、身近な人たちがマスコミのように眼を光らせているのだ。
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む