世の中にはいろいろな人がいる。「肉」の好みもいろいろで、あの肉は上手いとか、この肉はクセがあるとか、色々食べ歩く人というのはいる。肉料理を自分で調理する人も珍しくはない。肉そのものを得るため街に出るという人も、珍しくはない。一体、何が違っているのか。そう「肉」の種類がちょっと特殊で、そのなんていうか「人間のお肉」なのだ。つまり、街へと出て、美味しそうな肉を物色し、殺して、バラバラにして、自分で調理して、自分で食べるという、“その部分だけ”取り除けば、ごく普通の35歳の男なのだ。何しろ、バラバラにした肉と一緒に自撮りしていたのだから…。ところが、この男、自分の携帯電話を路上に落として帰宅したのだ。ロシア南部クラスノーダルの路上で、彼の携帯電話が拾われた。そうして、その中にバラバラ死体との自撮りがあった。そこで、その付近を捜索すると、大きなバッグ内に肉片を詰め込んだものが出てきた。その男の身元が割れて自宅を捜索すると、塩漬けにされた人体とか、容器に詰め込まれた手指とかが出てきた。その男の妻も一緒に逮捕された。当初は否定していたが、やがて複数の殺害を認めたが、そのうちの7人までは身元が特定できたが、それ以外は不明のままである。1999年以降に約30人は殺したと推定されている。もちろん、目的は「人肉食」で、おそらくロシア史上最悪の“人肉食事件”になるだろうと予測されている。昔、日本でも「人肉食」で話題になった人物がいる。フランスに留学中、バカにされた片想いの女性を銃で殺し、その人肉を食べた佐川一政という人物である。彼に対してTV番組で一緒になった落語家が「よっ!食道楽!」と声をかけたというが、なかなかのものである。アメリカにはジェフリー・ダーマーという人物がいて、青少年ばかり17人を食したらしい。そう言えば大昔、我が家では鶏を飼っていて、その鶏を“食べなければならない時”がやって来た。私は、まだ10歳くらいだったが、一口だけ食べたが、それ以上食べ続けられなかった。あの時ほど、他の家族が残酷に見えたことはない。あの日の“嫌な記憶”は死ぬまで忘れない。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む