いつの頃からか「世界保健機関(WHO)」というところが、いろいろ有益な情報や提言を発信するようになった。その「WHO」から11日に発信された提言では、肥満や糖尿病を減らすため砂糖が入った飲料水に対して課税を進めるよう各国に対して呼びかけた。何しろ、2014年の統計では、世界の18歳以上の実に39%が“過体重”なのだそうだ。つまり10人のうち4人までが“太りすぎ”だということだ。確かにアメリカなど海外の映像を見ると、この数字は理解できる。ただ日本は、先進国の中では“肥満率”が低い。飲料水は街中にあふれているが、日本の飲料水はそれほど糖分量が多くはない。それに日本の飲料水の容器は総じて小さめである。この部分が実は大きいのだと私は思っている。海外はどこでも、容器の大きな飲料水しか置かれていないケースが多い。しかも、甘すぎる。日本人の味覚からすると、明らかに甘すぎるものが多い。緑茶にさえ、砂糖が混入されている。また、ポテトチップスなどの袋入り食品も、大きい袋物が多い。しかも味も濃い。つまり、飲料水とポテトチップスのサイズが問題なのだ。デカくすればよいというものではない。日本のポテトチップスには、近年、少し“小さすぎるかな”と思えるようなサイズのものも出てきた。実際に食べてみると、一回分としてちょっとだけ物足りない気もするが、この一袋で止めておけば太らずに済むのだろうと思う。つまり、日本では「WHO」が指摘するまでもなく、すでに自主規制されていて、だから“酒樽体型”の人物は少ない。肉体的には「WHO」からの提言はとても良いことで、このまま進めてもらいたいが、それと同時に“精神面でのWHO”も必要で、しかも“待ったなし”の状態である。ところが、そっちの方はどこが担当しているのか判然としていない。“精神面の肥満”に対する早急な対策が必要で、現代人の“慢性的なうつ状態”を何とかしなければならない。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む