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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「人間はいつからだって変わることが出来る」


格闘技の「RIZIN」ラウンドガールとして33歳で“4児の母”である“あきぴ氏”のインタビュー記事が載っていて、私の眼をとめた。ラウンドガールと言えば“ぴちぴちした健康美”が売りだが、彼女の場合、身長160㎝で67㌔~39㌔を上下する摂食障害の日々であったらしい。それが今では週6日ジムに通ってムキムキの身体を作り上げ“大変身”を遂げた。今度は“格闘家”としてリングに上りたい希望を持っているそうだ。年齢がもう33歳であるから、実際には今からでは難しいかもしれないが、ラウンドガールも30歳を過ぎて4児の母親となってから13㌔の減量に成功して合格を得た。彼女自身の口から「人間はいつからだって変わることが出来るって、私と同じような人たちに知って欲しい」と飛び出した。この言葉は素晴らしい。私も昔から「人生に、もう遅いという時期はない」と言い続けてきた。いつからだって、やり直しは利くし、いつからだって再出発が可能だ。ひとは誰でも弱いので「もうダメだ」と自分で思い込んでしまうと、実際にダメになってしまう。それは多分に“自己暗示を掛けている”ようなものだからだ。逆に“変わることが出来る”と自己暗示し続けていれば、そして、それにふさわしい行動が伴っていれば、いくらでも人は“大きく変われる”ものなのだ。いくら言葉で言っても、行動が伴わなければ変身は出来ない。途中まで努力しても、試練にぶつかると急に弱気になって“投げ出してしまう”人が多く「もう少し」というところで崩れ落ちる。それから自分を“客観視する眼”を持つことはとても重要で、自分を客観視してみることで、自分の行動が“目的に相応しているか”知ることが出来る。よく「努力が報われない」と嘆く人が居るが、そういう人は、もしかすると正しいと信じている“行動”そのものの中に「逆効果」を産むものが混じっている場合がある。それに気付かなければ「こんなに努力しているのに…」と嘆くことになる。もちろん、もう一つ「運」というものもあって、物事が上手くゆかない時期にスタートしてしまうと、これまた努力が無駄になる。だから、努力はあくまでも冷静にタイミングを見計らいながら開始することが“望むように変わっていく”第一の秘訣なのだ。
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