滋賀県の山中から“行方不明となっていた女性”の遺体が発見された。飲食店のパートをしながら、投資関連のセミナーなども行っていた野田みゆきさん(53歳)の遺体だった。どうして山中に埋められているのが判ったのかというと、容疑者がダム湖近くに埋めたことを自白したからである。建設用の重機を使って、遺体を地中深くに埋めたもので、当然、重機を使える者の犯行ということになる。既に逮捕されていた土木作業員・西田市也容疑者(20歳)にはその可能性があった。被害者と容疑者を繋ぐ糸は「仮想通貨」に関心を持っていたという点にある。実際、被害者女性が“行方不明”となった日にも、大垣市で“投資セミナー”が行われていた。もっとも内容的には、仮想通貨のセミナーというより“ネットワークビジネス”のセミナーといった方が正しいのだが、“仮想通貨”として行う方が人が集まり、今風でもあるので“そういう形”で行われていたのだった。とにかく、その帰り掛け個人的に「ビットコインのことで話がある」という西田容疑者からの依頼に、野田みゆきさんは気軽に応じていた。この時点で、西田容疑者が殺意を抱いていたのかどうかはわからない。けれども、何らかの形で“復讐心”を抱いていたことは間違いがない。そんな西田容疑者を、野田さんは少し軽んじていた。53歳で夜の世界など渡り歩いていた野田さんにしてみれば、土木作業員で仮想通貨に興味を持つ若者をあしらうことなど手慣れていたからだ。おそらく、そろそろ何かを言って来るだろう…と予感する部分もあった。案の定、若者は「約束が違う」と彼女に迫り、彼女はせせら笑いながら「あなたが勝手にそう思っただけでしょ」と突っぱねた。若者は逆上した。ここで一言謝れば展開は違っていたかもしれない。彼女は謝らなかった。この数時間後、彼女は山中に埋められていたのだ。しかし、若者は致命的なミスを犯した。彼女のバッグやスマホなどを自宅に隠したことである。万一、死体が掘り起こされても、身元を特定するものがなければ、犯行が闇に消えると…。けれども、それは逆だった。行方不明の届けが出されて、駅前の防犯カメラの映像や目撃証言から、西田容疑者の車に乗り込む野田さんの姿が最後となった。彼の自宅から野田さんのバッグやスマホが発見され逮捕状請求となった。「仮想通貨」や「ネットワークビジネス」そのものが悪いわけではない。けれども、さまざまな“悲劇”や“事件”を引き起こしているのは間違いがない。
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