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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「個人情報」より「個人生命」を重視すべき時


近年はなんでもかんでも“個人情報”ということで、本人の“特定情報”が隠されがちである。それを良いことに、ネット上での誹謗中傷が後を絶たない。それを受けることで、芸能界とかスポーツ界とか政治世界とか、さまざまな分野から“深く傷ついた人たち”が消えて行く。時には“自ら命を絶つ”ような場合さえも起こる。そういうことが何回も繰り返されているが、それでも“個人情報”の壁に阻まれて、なかなか誹謗中傷した本人は検挙されない。昔、各所に防犯カメラを取り付けることに対して、一部から“個人情報保護”の観点からの強い抵抗があった。けれども時代の趨勢がそれを押し切り、いまでは様々な公共の場に防犯カメラがとり付けられ、その結果、多数の犯罪が暴かれるに至っている。少なくとも、人の命は個人情報に優先するという“当たり前のこと”がようやく世間的に行き渡った感が強い。昨日、女優・モデルの齋藤なぎさ氏がSNSでネット上における誹謗中傷に対して悲痛な思いを投稿した。≪わたしも人間なので人格を否定されたり、容姿をあれこれ言われたり、自分の周りまで攻撃されたり、全否定する投稿があったりすると、生きていることが苦しく、息することも辛くなります≫といったような内容だ。彼女はまだ20歳でもっとも感受性が強い時期を抜けきっていない。人は10代半ば~20代半ばくらいにかけ、もっとも感受性が強い。或る程度の年齢になってしまうと、感受性が鈍感になるので、誹謗中傷など受けてもそんなに傷つかないのだが、青春期の女性は特に傷つきやすい。防犯カメラと同じようなSNS上の監視カメラが機能しないと、おそらく誹謗中傷の投稿は後を絶たない。わたしは以前から主張していることだが、ほんとうに誹謗中傷したいなら、本名で堂々と誹謗中傷すればいい。そうすれば、それに対しての反論も本名で返ってくるはずで、SNS上でのやりとりが透明性を持つ。人は陰に隠れていろいろ言うが、意外と真正面切っては言って来ないものだ。真正面切ってでも言ってくる場合は、それに対して真正面切って反論すればいい。そういう社会になれば、少なくとも「イジメ」などの問題も半減していくことだろう。
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