アメリカのBBCが選ぶ「100人の女性」の一人として、今年9月に現役引退を表明したテニスの伊達公子選手が選出されている。彼女への評価はプロテニス選手としてアジア初の“トップ10入り”が一番の理由なのだが、それ以上に大きく評価されているのが、25歳で一度“現役引退”をし、その12年後・37歳にして“現役復帰”してから今年9月まで10年間もプレイし“50位以内”に食い込む記録を打ち立てたことだ。けれども、こういう履歴的なこととは別に、彼女が教えてくれる“大切な言葉”がある。「テニスは努力すれば結果が出るけど、努力しても得られないものがある」彼女は25歳で“現役引退”した後に結婚した。それは母親と同じような“専業主婦”を夢見ていた彼女の理想の姿だった。けれども、彼女は、元夫と共に努力をしたが子供を得られなかった。幼い頃から、ずっと子供が欲しかったのだ。不妊治療を何度も試みたが、得られなかった。テニスでの練習のように何度も試みたが得られなかった。彼女が“現役”を辞めた一番の理由は“テニスが嫌い”になったからだった。勝つのが当たり前、世界ランク4位まで上り詰めた彼女には、常に“勝つこと”が要求され、テニスが楽しめなくなった。だから25歳で、その時には“何の未練もなく”やめることが出来たのだ。そうして、専業主婦になれた時、彼女自身は“もっとも輝いて”いた。けれども、妊娠・出産は、テニスの練習とは違った。手応えがなかったのだ。どんなに努力しても、虚しさだけが通り過ぎて行った。だから、嫌いになったはずのテニスが“我が子”のように手招きしているのに気付いたのだ。そして37歳で“現役復帰”し、40歳で再び50位以内に食い込むことが出来た。何よりも、テニスをするということが順位などに関係なく楽しくて仕方がなかった。人は、表面上のことだけで、その人の人生を推し量りがちである。けれども、履歴には載らない“本当の人生”が、ここにある。
消費者庁が、年間50万トンも発生する「食品ロス」の削減に向けて、販売期限を超えた“弁当”や“サンドイッチ”や“スイーツ”などを店舗から半径350メートル以内に暮らす“生活困窮者”に 続きを読む
一時期、マスコミやネット民から“バッシングの嵐”を受けていたのが「小室圭氏の母=小室佳代氏」だった。日本の皇室と“その関係者”は、わたしなどから観ると“自由の乏しい大変な職務”だと 続きを読む
多くの人たちが同じような体験をしているに違いない。どこに仕舞ったのか解からなくなって、それを見つけ出すため“モノ”を探している時、本来の“探し物”とは全然関係がないのだが、思わぬ「 続きを読む
東京や大阪など都会の中心地域での「超築浅マンション」の転売が活発化している。しかも、その転売価格が「高すぎる」のだ。昔から「不動産投資家」と呼ばれる人たちは居て、築浅マンションの転 続きを読む
今年も中華圏(中国とその関係国)においては1月29日から「春節」が始まる。その第一歩として昨日から「春運」がスタートした。これは中国国内の交通機関を「正月用の特別態勢に切り替えるこ 続きを読む
地球温暖化で気温が上がっている……という神話は、いつの時代だったか。台湾では予期せぬ寒波の到来で死者が続出している。今年に入ってからだけで437人もが“寒さ”に身体が適応できず亡く 続きを読む
タレントの「てんちむ(橋本甜歌)」が最新の動画で、自らがプロデュースした「ナイトブラ訴訟事件」における顛末と今後の動向を語っているとの記事があった。昨年12月に行われた判決では、最 続きを読む
世の中には、ちょっと“信じられないような話”というのがある。21ヵ国総勢6000名もの人物が拉致され「特殊詐欺」の訓練を受けている……というのだ。そして、その中には、日本から出向い 続きを読む
法政大学のキャンパス内で、社会学部の女子学生で韓国籍のユ・ジュヒン(22歳)が、ハンマーを手に持って後ろから次々と学生たちの後頭部を殴り、8人に怪我を負わせたのち取り押さえられ現行 続きを読む
アメリカのロサンゼルス近郊で7日の午前から山火事が4カ所で発生し、いまだ消火の見通しが立たない。18万人もに避難命令が出た、という報道もある。いつも言うことだが、アメリカは自然災害 続きを読む