最近、予言は的中しても、何となく憂鬱な事柄が多い。もめにもめていた“日ハム”の新球場が「札幌・真駒内」ではなく「北広島市」に決定した。そのことは年初に雑誌『クオリティ』の中で私が予言していた。つまり「私の占いでは日ハムの新球場の移転先が北広島市に決定される感じが強く出ています。そこで、北海道命名150年を記念したJRの新駅を北広島市に作るなどすればアピール効果が大きいと出ています」このインタビュー記事の後半で述べている“JRの新駅”も、ほぼ確実に作られるだろうことが約束されている。何日か前の新聞で、日ハム側と北海道知事とが会って「新駅構想に協力する」との約束を取り付けているからだ。もちろん、私がインタビューを受けた時点では、そんな構想など日ハム側は一言も語ってはいない。まあ、私個人の「占い」からの発想にすぎない。つまり、この占いは“大当たり”だったのだが、気持ち的には決して晴れやかではない。私個人は「札幌」に作ってほしかったからだ。誤解を避けるために記しておくが、私は別に“日ハム”ファンでもなければ、自分が球場まで行って見物したいからでもない。実は、私は「日ハムの野望」を恐れているのだ。日ハム側が想い描いている“テーマパーク都市構想”は単なる“野球場建設”ではない。さまざまな娯楽施設や観光施設も市側と一体となって建設し、将来的には札幌に匹敵するような“未来都市建設”の野望が含まれているからだ。それらが実現すれば、新千歳空港に近い北広島市は、札幌よりも“道外客”や“外国人客”を取り込める可能性がある。札幌市の場合、何を行うにしても一度でスッキリまとまったためしがない。「新幹線駅」も“新たな東側駅”で決まりとなったが、それまで四つも、五つもの案が生まれては消えた。おそらく日ハム側は最初から北広島市にしたかったのだが、交通の便が極端に悪く、今のままだと仕事帰りに足を運ぶファンを獲得できない。そこで北海道知事に協力を要請した。もちろん、JRの新駅は“日ハムファンの足”として確保したのだが、同時に“未来都市構想”として外せないものなのだ。30年後、果たして北広島市は、札幌市と競い合うような都市へと大変貌しているだろうか。
ラジオで明石家さんま氏自身が「兄弟子」という言い方をしているので、それに間違いはないのだろう。そうして、もう一つ漫才をするときの“さんまの相方”でもあった。もっとも、その期間は短い 続きを読む
このような映画の報道を知るまで、私は作家の故・井上光晴氏の長女が小説家になっていることを知らなかった。それに、もっと驚いたのは井上光晴氏が瀬戸内寂聴氏と男女の関係にあって、それを井 続きを読む
最終的に「どの人生を択ぶ」のかは本人が決める。一見、そうではないように見えても、最終的には本人が決めている。例えば周囲から“勧められたから”というような場合でも、本人がそれに応じて 続きを読む
普通の日常を送る……ということが、重い病気になってしまうとなかなかできない。それが“出来なくなった”ことによって、今までの“出来ていた普通の日常”が、いかに「幸せなことだったか」と 続きを読む
最近の“裁判事例”は、いろいろ考えさせられることが多い。大阪市に住む51歳の女性が勤めていた病院を相手取り“1200万円の損害賠償”を求めた裁判が17日、被告側の病院が訴えていた女 続きを読む
“世代”というものの違いは、時として意外な結果を引き起こす。世論調査で年代別に戸外におけるマスクの着用を「緩和すべき」か「緩和すべきでない」か調査した結果が面白い。20代では「緩和 続きを読む
加藤登紀子氏の歌で有名な「100万本のバラ」だが、実際にはとてもそんなに多くの花は抱えきれない。だいたい手に入れることすら難しい。それでも“バラの花束”というのは、何となく何十本も 続きを読む
2017年に渡米し、その後、何をしているのかよく解からない状態のまま、時々“ネット上に登場していた”綾部祐二氏が新たなチャンネルを立ち上げ、注目を集めている。渡米後の3~5年間は“ 続きを読む
私は幼い頃、雑誌の「付録」というものが大好きだった。なぜかあの頃、少年雑誌は“付録ブーム”で、それぞれの雑誌が多数の付録をつけていた。いまでは考えられないかもしれないが「21大付録 続きを読む
作詞家や作曲家は自分の死後も「作品」が形となって生き続けていく。そういう点で、素晴らしい仕事だと思う。映画や小説もそうだが、自分自身が“この世”から消えても、自分が心血を注いだ作品 続きを読む