世の中には“顔”や“名前”が出なければ何をやっても良い、という困った考えの持ち主がいる。本人としては「罪」としての意識が低いのかもしれないが、“ネット上の批判や中傷”も度が過ぎれば当然「犯罪」の範疇に入る。ただ芸能人などの場合、人気の裏返しのようなところもあって、受け流して来ている人たちが多かった。けれども最近になって、それらに真正面から向き合う人達も出てきた。ネット上の過度の中傷に対しては「発信者情報開示請求」と呼ばれるものが法律的に認められるようになった。それが通ると、どんなに仮名で投稿していても、中傷を受けた側が相手の本名を知ることが出来る。そのような過程を経て、昨日、女優の春名風花氏がネット中傷者の1人に対して“265万円の支払い”を求めて提訴に踏み切った。問題の中傷投稿には「彼女の両親自体が失敗作」という表現があり、これを“許しがたい中傷”と捉えたようだ。実は彼女だけでなく、多くの芸能人・有名人がネット上で中傷・批判にさらされている。同じように「発信者情報開示請求」から投稿者を突き止めた元アイドルで実業家の川崎希氏は昨年10月に「今後は許さない」と警告を発している。彼女の場合「流産しろ」とか「自宅を放火する」という脅迫文めいた内容で、我慢の限界に達していたようだ。このような動きが進んでいくことで、ネット上の無記名投稿でも本名だけでなく、それ以外の情報まで伝わってしまうということになれば、自然と「姿なき中傷」も減っていくのではないだろうか。私は芸能人や有名人に対する批判や中傷をすべて無くすこと自体は良いと思わない。有名人であろうと、誰であろうと、批判されて当然と思う場面もあるからだ。ただ、その場合であっても自らの名前は出すべきで、自らの姿を隠して批判・中傷するのはアンフェアである。私はだから稀に批判してくる方には、必ず「名前を出してください」という。名前を出せないのは、どこかに心やましい部分があるからなのだ。
昨日、外国人に関する“人権”や“難民”問題を扱っている主要な8団体が結束して、選挙に関連して拡散している「外国人が優遇されている」という噂は「まったく根拠のないデマであり誤解である 続きを読む
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む