私は時々思うのだ。やはり「絵」というのは“上手い人”に描かせた方が良い。ヘタクソな人が描いたものが何千年も経って“貴重な資料”として大衆の眼にさらされる。誰もが、口にこそ出さないが「なんてヘタクソな絵なんだ」と思いながら、それを見る。そこへいくと古代エジプトのレリーフや彫像、古代中国の絵や彫像は一級品である。なぜ違うのかというと、一級品の方は“絵や彫刻専門のプロ”が作成しているからだ。やはり専門家というのはいつの時代でも、どの地域でも、一級品を遺す。実は昨日2019年10月9日に“貴重な発見”があった。近年、卑弥呼関連の史料が色々発見されつつある奈良県の唐子・鍵遺跡の北側に隣接する清水風遺跡から、両手を空中広く高く掲げて、魂に活力を与える呪術を行うシャーマンを描いたと思われる土器片が見つかった。これまでにも弥生時代の祭祈用土器などから19例見つかっている独特のポーズだ。ただ今回の人物には乳房が描かれていることが、これまでとは異なる。ところがだ。ほとんどのマスコミは、その写真を掲載していない。実は描かれているシャーマン女性の絵がヘタクソすぎるのだ。総じて弥生時代の絵はヘタクソである。とてもプロの作品ではない。形として遺しておきたいから描いたのだと思うが、写真公開するほどのものではない。6000年以上前の洞窟壁画でも、上手い絵は上手い。そういう作品は写真掲載したいが、幼稚園児の“殴り書き”と似たような作品は、文字表現だけで十分となる。ただ一説に“卑弥呼誕生の地”という仮説もある地域で「シャーマンは女性」であることを表わしている図が表出した意義は大きい。卑弥呼誕生から300年ほど前の地層なのだ。その当時から既に、その地域では“呪術女性”が集落を率いていた可能性がある。「魂(たま)ふり」とも呼ばれる独特のポーズは、稲に生命力を与えて豊作を願う儀式に欠かせない呪術の“証”だったに違いない。それは、やがて“邪馬台国の運命”を導く呪術へと発展していく。かくして「卑弥呼さまー‼」の女性達は、2000年後の今になって蘇えり、空高く両手を開きながら、各地で「天の声」を告げている⁉
「日本維新の会」が提唱して「自民・公明」と共に協議している“高校授業料の無償化”が行き詰まっているという。日本維新の会は、所得制限などなしに「全額完全無償化に踏み切るべきだ」との主 続きを読む
日本の観光地における“訪日客トラブル”が後を絶たない。つい最近も、JR朝里駅付近の線路上で写真を撮っていた香港から来た女性が列車にはねられて死亡した。線路上とか、横断歩道上とか、私 続きを読む
時代の変化は最近の“教育現場”においては特に著しい。なにしろ子供たちが相手だ。子供達というのは環境変化への順応性が早く、或る意味では常に“時代の最先端”を生きている。したがって、そ 続きを読む
このところ芸能事務所関連のニュースには首をかしげるものが多い。その代表的なものの一つとして、マツコ・デラックスの事務所社長が「失踪した」というニュースがある。どういう職種でも、その 続きを読む
タレントの堀ちえみ氏のブログコメント欄に対し16000件もの誹謗中傷を書き込んだとして40代の無職の女が逮捕された。おそらく本人にとっては“仕事のような意識や感覚”で、毎日せっせと 続きを読む
「ホンダ」と「日産」の“経営統合協議”が事実上破談した。最初は“対等な形での統合”という話だったが、ホンダ側が“日産の子会社化”を持ち掛け、それに猛反発した日産が「協定を破棄する」 続きを読む
昨日の夕方、衝撃的なニュースが飛び込んできた。タレントの小島瑠璃子氏と“その夫”が救急搬送され、夫の方が死亡した……というニュースだ。まだ詳しくは解からないものの子供を連れた小島瑠 続きを読む
日本の「医薬品」や「化粧品」が“安くて上質”であることは、世界的に広く知られている。しかも“小ぶりなもの”が多い。ここが重要なのだ。だから狙われやすい。つまり外国から“万引き目的” 続きを読む
わたしは大昔、アダモの「雪が降る」という歌が好きだったが、確かその歌詞には続いて「……あなたは来ない」というのが続く。その「あなたは来ない」というのは、現実的には大雪で「来れない」 続きを読む
吉本興業が「日本のお笑い」を、海外の人たちにもっと浸透させようということで、AIの翻訳システムを使って「お笑い翻訳」に本格的に乗り出そうということらしい。今は英語を中心としているら 続きを読む