ユーチューブがトランプ前大統領のチャンネルを「無期限凍結する」と宣言したらしい。既にツイッターやフェイスブックでは彼のアカウントが「永久凍結」されている。私自身は、ドナルド・トランプという人物を“面白い人物”と思うが、特に“好き”でも“嫌い”でもない。運命学的な観点から言えば、大変に“興味深い運命”の持ち主であることは間違いがない。ただ、それらとは別に、一連のSNS関連の「凍結」は、私が若い頃から抱いてきた「アメリカ」のイメージを大きく崩れさせる。正直に言うと、信じられない。なぜ「凍結」までするのだろうか?「議会乱入事件を扇動した」というのが彼らの“言い分”らしいのだが、どう考えても、それはこじつけだろう。アメリカという国は、いつから“言論の自由”を失ったのだろう。これではまるで「中国」や「北朝鮮」と、同じではないか。こうなってくると、或る意味では、今のところ我が日本だけが“言論の自由”を保っているような気がする。我が家は最近TVが壊れて、買い替えざるを得なかったのだが、そのせいで少しの間、録画やBS番組が観られなくなった。それで仕方がなく過去のTV番組のYouTube動画をいろいろ観たが、現在だとコンプライアンスの問題で放映出来ないような番組が沢山あった。それらは今思えば“過激すぎる”かもしれないのだが、必ずしも“悪影響を及ぼす”とは思えず、番組企画としては「自由」で「のびのび」としていて大変に面白い。多少、行き過ぎの部分があっても、それはそれで視聴者が拒否すれば良いことで、現在のように、あらゆるものに規制が掛かって“つまらない内容”になっているよりも良い。以前、俳優の誰かが言っていたが、犯人を追いかけるシーンなのに「シートベルトをしなければ放映出来ない」と言われたらしい。それでは迫真のドラマが作れない。日本でほんとうの「自由」がまかり通っていたのは、80年代~90年代半ばにかけてで、経済的にもバブル期だったせいかもしれないが、細かなことに“目くじら”を立てない大らかさが感じられた。最近「分断するアメリカ」という言葉が多く使われる。「古き良き時代のアメリカ」が“蘇える”ことは、もうないのだろうか。
ときどき自分は「違うなあ」と思うことがある。先日、何かのTVを見ていた時、多くの人たちが“他人の眼”というものを必要以上に気にしながら暮らしていることを、今更のように知った。わたし 続きを読む
2013年に一度引退しているフィギュアスケートの織田信成選手が大阪大会で総合228.12点で11年ぶりに優勝した。もちろん、彼の素晴しい努力のたまものと言っていいが、それにしても、 続きを読む
通常であれば70代とか80代とかになれば、自然と人間として“丸く”なり、あまり血気盛んな行動はとらなくなる。そういう意味で言えば、80代になっても“血気盛んな行動”に走ったこの人物 続きを読む
「ブルータス、お前もか…」という名言を吐いたのはローマ皇帝シーザーだったと思うが、そういった感じの印象をマンション情報雑誌『SUUMO(スーモ)』が来年3月で休刊すると知って抱いた 続きを読む
女優の橋本環奈氏に“パワハラ疑惑”報道が出ている。そして、それを追いかけるように事務所社長から異例の“不正確報道”声明が出てきた。本人の名誉のために、事務所社長自らが「パワハラなど 続きを読む
今から28年前にも“似たような災害”があった。その時には87人が死亡した。今回は現在までの報告だけで72人の死亡だが、実際にはもっと増えていくに違いない。スペイン東部バレンシア自治 続きを読む
選挙前に、マスコミは耳にタコができるくらい「裏金」「裏金」と騒ぎ、その結果が功を奏したかのように与党は大敗した。ところが、今になって“怪しい雲行き”が生じてきている。結果全体で視れ 続きを読む
近年、各地で書店が続々と姿を消している。都会はそうでもないのだが、地方都市などはじわじわというペースで“その地域から撤退”という形に追い込まれて来ている。つまり「本屋さんのない街」 続きを読む
選挙の結果は、予想以上の与党の惨敗、野党の大勝という結末となった。野党が全体的に得票数を伸ばしたが、実際に集計結果をよく見て観ると、同じ野党でも比率的に“もっとも票を伸ばした党”は 続きを読む
ここ15年の内で、最高の離職率なのだそうだ。21年度に“新卒”として入社した人たちの離職率が34.9%になった。つまり、学校を出て社会人として“会社員”としてのスタートを切っても、 続きを読む