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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「国家支援型サイバー攻撃」って、何か怖い‼


私のように、ITとか、AIとか、なんとなく苦手な者にとっては「サイバー攻撃」というのは、電話による“振込詐欺”なんかより、はるかに怖い。「サイバー攻撃」というだけでも怖いのだが、「国家支援型サイバー攻撃」となると、もっと怖い。よくゲームなどで“敵”が突然飛び出してくるが、あんな感じに襲われてしまうような本能的な恐怖にちびってしまう。まあ、でも考えてみれば、国家支援型のサイバー集団が、私のような“金も機密もない虫けら”を襲うはずもなく、もっと大財産を眠らせているような企業とか、大金持ちとかを狙うに違いない。昨日、アメリカの仮想通貨分析企業による調査報告で、北朝鮮は2021年だけで7回の国家支援型サーバー攻撃を行い、その結果、日本円で460億円分に相当する暗号資産(仮想通貨)を盗み取っている、と明らかにされた。これまでにも国連における専門家たちによって、2020年から2021年半ばにかけ58億円分の仮想通貨を、北朝鮮の国家支援型サーバー攻撃によって盗み出されていると報告されていたが、それを裏付けただけでなく、その十倍にも近い金額が“奪われていた”ことを明らかにしたのだった。暗号資産(仮想通貨)に関しては、これまでにも“盗まれやすい”とか、記憶違いなどで“引き出せなくなる”とか、誤って“破棄してしまう”など問題が生じることが指摘されてきた。当たり前の話だが、仮想通貨には“実態”がない。仮想通貨そのものとして普通に流通しているなら良いが、未だに“お金”としてほとんど流通していない。それにもまして、その価値の変動が激しすぎる。急に二倍になったり、三分の一くらいになったりする。これでは、とても市場に暮らしの中で“使われるもの”としては難しいような気がする。もっとも、仮想通貨を“一種のギャンブル”と考えれば、これほど魅力的なものはない。株などよりも変動が激しいからだ。私は、2年ほど前に一度、仮想通貨を購入しようとしたのだが、なぜかエラーとなって購入できなかった。そのあと急騰し「あの時買っていれば…」と悔やんだが、それから半年もたたずに急落してしまった。すると今度は「あの時、買わずに良かった…」と胸をなでおろす。結局、こういうものは世間の人たちが、まだ関心を抱かないうちに購入し、世間的に注目されるようになったら“手放す”というのが「大儲け」のコツなのだが、それを実践できる人は、稀なのかもしれない。
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