メキシコ南部で23日またしてもM6.2の地震が起こった。今月に入って、7日に南部で起き、19日に中部でM7.1の地震を経験したばかりだ。しかも、中部地震はまだ救出作業が続いている状態で、これまでに298人の死者が確認されている。元々メキシコのような“細長い国”は地震の被害に遭いやすい。日本もそうだし、イタリアもそうだし、トルコもそうだし、インドネシアもそうである。そのインドネシアでは、バリ島東部のアグン山に噴火の恐れが出て来たということで半径12キロ以内の住民9400人が避難し始めている。インドネシアは地震も多いが、火山噴火も多いところで自然災害に見舞われやすい。自然災害というのは、明らかに“発生しやすい地域”と、あまり“発生しない地域”とがある。日本の台風被害や豪雨被害でも同じところを直撃しやすい。そういう点では、元々気候風土に恵まれていて、あまり自然災害を経験したことがない地域に居住することが、安心の中で暮らすうえでは重要なのかもしれない。切り立った断崖を背にして立つ住居や、草木の育たない地域に立つ住居というのは、最初から“危険”や“困難”を背負っているようなものなのだ。もっとも、どんなに自然環境に恵まれても、生活や気候条件は快適でも、争いごとに巻き込まれやすい地域や都市には、爆弾破壊など“不測の災難”が襲い掛かる不安がある。交通事故でも、トラブルに巻き込まれる人は何度も巻き込まれるし、危険があっても回避できる人は何度もギリギリで回避している。そういう点は、正に“運・不運”というものが関与しているとしか思えない。したがって、元々“不運に巻き込まれやすい人”は、日々の生活をできるだけ“安心・安全”なところで過ごすよう心掛けるべきだろう。昔から「君子危うきに近寄らず」と言う諺もある。世界は「北朝鮮」を危ういというが、危ういのであれば“関わらない”“刺激しない”のが一番なのだ。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む