人は時々、自分自身でもよく解からないことを引き受けることがある。占いスクールを主宰する大阪の天晶先生には古くからお世話になっているのだが、あまり良い形で“お返し”をできたことがない。それで、今回も大坂へのお招きを戴いたのだが、いつも断ってばかりだと悪いので重い腰を上げることにした。正直に言うと、私はいつもお声をかけてくれる人相の方の大家・天童春樹先生とも顔を合わせたことがない。その天道先生との“コラボ企画”が「大宴会」ということになっている。宴会(?)…ということは、要するに“飲んでいれば良い”ということだろうか。私は“芸人”ではないから面白おかしく場を盛り上げることは苦手だし、“芸者”でもないから踊ることも出来ないし、いったい何をすれば良いのだろうとも思うが、まあ天道先生が慣れていそうなのでOKした。翌日は私一人でのミニセミナーということになった。どちらも2時間づつの短時間なのが最高に嬉しい。正直、私は、これまで、セミナーとか、スクールとか、公演とか、講義とか、ほとんど事前の打ち合わせとか、それ用のテキストとか、特別なプリントとか、メモ書きとか、自分用の手引書とか、ノートとか、何一つ持っていったためしがない。私の場合、普段の自宅での授業でもそうだが、そういうのが苦手だし、面倒でもある。そうやって講義しているが、それを毎回ずっとノートに筆記し続けて8年以上になる生徒さんもいた。だから、私の場合、多分そのノートをそのまま活字化して出版しようと思えばできる順序になっているのではないかと思う。単独セミナーの方は「手相判断のコツと上達法」というタイトルで話すのだが、果たしてどんな話になるのだろう。私は、いつもそうだが、話す直前まで何も考えていない。前日の“酔い”が残っている方が、多分、好い感じで一般の手相占い師の方とは全く異なる興味深い講義となるに違いない。
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