世界で一番“お金持ち”が沢山暮らしている街はどこだろう? そう、ニューヨークだ。もちろん、東京ではない。それでは世界で一番“ホームレス”が多い街はどこだろう? 実は、これもニューヨークなのだ。つまり、ニューヨークというのは世界で一番“貧富の差が激しい街”なのだ。そのニューヨークで、ホームレスなどの実態を調査・研究している団体が15日、このままいくと小学生の7人に1人は“ホームレスになる”可能性を指摘した。昨年の調査でホームレスの児童数は全体の9%に達し、年間につき20%増と急速に増え続けているからである。近年、住宅価格が高騰しているニューヨークでは低所得者が“住む場所”を得るのが難しくなってきているのだ。やがてニューヨークは“大富豪”と“ホームレス”だけが共存・居住する“おかしな街”になってしまう可能性すらある。しかも、ニューヨークのような“貧富の差”は世界各国の主要都市で静かに広がりつつある。ここ十年ほどの間に、アジア各国の経済は目覚ましい発展を遂げているが、それはもちろん都心部が中心で、多くの場合は日本のような“地域差の少ない発展の仕方”はしていない。そういう意味では、“我が日本という国”は、世界に誇りうる“総中流国家”だった。極端に富める人も少ないが、極端に極貧な人々も少なかった。それが、ここに来て徐々に揺らぎ始めている。“富める者”と“貧しい者”との“差”が開きつつあるのだ。ニューヨーク的な価値観が蔓延し始めていて、ホームレスの人々を見ても“心が痛まない”…そういう人たちが増え始めている。確かに、日本の場合、よほどのことがない限り、ホームレスにはならなくて済む。けれども、そのギリギリのところで生活している人たちは多い。その一方で1000兆円という途方もない額の“使われないままのお金”が金融機関の金庫に眠っている。日本に“ホームレス児童”がどれくらいいるのか知らないが、金庫に眠る1000兆円の“千分の一の金額”で、多分ホームレス児童たちのほとんどが“家”で暮らせる…。
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歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜 続きを読む