「フォーブス」誌による“日本の長者番付”を見ると、そのほとんどが“創業者”であることに気付く。例えば1位の孫正義氏は「ソフトバンク」の創業者、2位の柳井正氏は「ユニクロ」の創業者、その他「キーエンス」創業者の滝崎武光氏、「日本電産」創業者の永守重信氏、「メルカリ」創業者の山田進太郎氏、「楽天」創業者の三木谷浩史氏、「ニトリ」創業者の似鳥昭雄氏、「光通信」創業者の重田康光氏…といった面々だ。いずれも、若き日に“自分の会社”を立ち上げて、その会社を大きく育て上げ、しかも、その会社の“顔”として今も第一線に立ち続けている、そういう人達ばかりだ。要するに、もし「大金持ち」になりたかったら、彼らのような“生き方”をしろ、ということになる。世の中に器用な人はたくさんいて、あっちも手掛けたり、こっちも手掛けたり…というような事業家も多いが、そういう人は入っていない。いろいろ手掛けるにしても、本業は守っているのが特徴だ。また一時的に人にトップを譲ったりしても、最終的には自分が采配を振るい続けている。また性格的には“我が道を行く”タイプで、あまり世の中の動向には左右されない。自分の「信念」をどこまでも貫いていく、という点に共通点がある。つまり、そういう人達が、社会的にも成功しやすいし、莫大な財産も築きやすい。彼らは、自らが創始した事業に愛情を持っていて、そのために“命”を捧げている。必ずしも「大金持ち」を目指したのではなく、自らの事業の“発展・成長”を目指して来た人達ばかりである。莫大な財産を得ようと努力したのではなく、事業としての発展・成長に“魂を燃やした”人達なのだ。この順序はとても大切で、それを間違えると“小金持ち”にはなれても“大金持ち”にはなれない。つまり、仮に今現在はくすぶっていたとしても、“信念の強い人”はやがて多くの人を動かし“莫大な財産”を築く素質を持っているのだ。
今日から「紀州のドンファン」と呼ばれた野﨑幸助氏(享年77)の“覚せい剤中毒死事件”で逮捕された須藤早貴の裁判が始まる。2021年4月に逮捕されてから3年以上経過して、やっと開始さ 続きを読む
石川・丹羽・舟橋……と書いて、それを「石川達三・丹羽文雄・舟橋聖一」と当てられる人が居るなら、相当な文学通に違いない。いずれも昭和初期から中期にかけて活躍した作家たちだからだ。しか 続きを読む
ときどき「時代と運命」というものを考える。昔だったら“恥ずかしいこと”とか“イジメられそうなこと”とかが、いまや“個性”として受け入れてくれる多くの人たちがいる。時としては、それが 続きを読む
2024年上半期の「バー、キャバレー、ナイトクラブ」の倒産が、過去10年で最多の件数になっているという。「夜の街」が衰退し始めている…というのだ。実質的には“コロナ禍”の時からの現 続きを読む
わたしは子供の頃から「お化け」的なものが苦手だった。20代から30代にかけては、不思議と“そういうもの”に対してミステリーの一部として探求心が強まり、嫌ではなくなったが、どういうも 続きを読む
近年の中国における若い起業家や芸能人などを観ていて「欧米的になったな」と感じることが多い。中国でも韓国でも、ドラマなどでは“富裕層”を題材にしたものが多いが、そこに登場する近年の“ 続きを読む
奈良県の国道沿いにある「コメダ珈琲店」で5日の白昼に殺人事件が起きた。上空からの映像を見ても、店の敷地面積は広く、かなりの大型店である。最初は中年女性が首を刺されて救急搬送された… 続きを読む
近年、驚くほど多くの日本人サッカー選手が海外で活躍している。男女とも、そういう時代になった。ドイツの2部リーグで活躍していたMF田中碧氏が英国の2部リーグであるリーズからオファを受 続きを読む
世の中にはさまざまなことを“自称する人”が居る。自称しても、それが特別世の中に“危害をもたらす”ことでない限りは、なんとなく傍観されるか、無視されるだけで済む。ただ、その自称する人 続きを読む
どうもスッキリとしない「疑惑潔白会見」だ。総合格闘家の平本蓮氏が弁護士二人を同席して“薬物疑惑”を真っ向から否定した。そもそもの告発者が、身内側ともいうべき格闘家の赤沢幸典氏から出 続きを読む