ときどき神様はイタズラをする。神様というのはイタズラ好きなのだ。「天使のはしご」も、その一つなのに違いない。昨日、朝、東京上空には「天使のはしご」が降りた。私はその名称を知らなかった。重く垂れこめた雲の隙間から、太陽光線による光の帯が放射状に背の高いビルへと降りてくる気象現象を「天使のはしご」と呼ぶらしい。確かに見ようによっては、雲の隙間からはしごを下ろして「そのビルの屋上から登っておいでよ」と呼びかけているかのようにも見える。そう言えば日本には女性の宇宙飛行士が居た。2010年スペースシャトルに乗った山崎直子氏である。彼女が2018年7月に設立した社団法人「スペースポート・ジャパン」では、日本独自の「宇宙港」を既存空港と併用する形で早期に開港させようとしている。宇宙ビジネスには「宇宙港」がどうしても必要らしい。「天使のはしご」では難しいらしいのだ。日本には宇宙ビジネスに一部分だけ関わっている企業が沢山ある。そういう企業の“総元締め”的な意味でも「宇宙港」は必要らしい。現在、ラスベガスで開催中の「CES2019」では「空飛ぶタクシー」がお披露目されている。こちらは有名なヘリコプター製造の会社からの試作品で垂直離着陸型のタクシーなのだが、見掛け的にはどう見てもヘリコプターだ。5人まで搭乗できるらしく2023年の実用化を目指している。そういうわけで、これからの時代は「宇宙」や「空中」がおススメらしいのだが、それよりも現実的には、ちょっとだけ空中のビルからビルへの「遊歩道」をたくさん作って欲しい。私が暮らす札幌は、地下歩道は地下商店街と共に比較的充実してきたが、まだまだ中心部に限られている。地下歩道よりも空中の遊歩道の方が安上がりで見晴らしも良いような気がする。以前、クアラルンプールに行った時、遊歩道の充実していることに驚いた。暑い日差しに照らされて歩くことなく、あちこちへと移動できる。乗り物よりも歩く方が早いのだ。日本にも早くあちこちに遊歩道を作るべきだと神様が囁いているではないか。
今日から「紀州のドンファン」と呼ばれた野﨑幸助氏(享年77)の“覚せい剤中毒死事件”で逮捕された須藤早貴の裁判が始まる。2021年4月に逮捕されてから3年以上経過して、やっと開始さ 続きを読む
石川・丹羽・舟橋……と書いて、それを「石川達三・丹羽文雄・舟橋聖一」と当てられる人が居るなら、相当な文学通に違いない。いずれも昭和初期から中期にかけて活躍した作家たちだからだ。しか 続きを読む
ときどき「時代と運命」というものを考える。昔だったら“恥ずかしいこと”とか“イジメられそうなこと”とかが、いまや“個性”として受け入れてくれる多くの人たちがいる。時としては、それが 続きを読む
2024年上半期の「バー、キャバレー、ナイトクラブ」の倒産が、過去10年で最多の件数になっているという。「夜の街」が衰退し始めている…というのだ。実質的には“コロナ禍”の時からの現 続きを読む
わたしは子供の頃から「お化け」的なものが苦手だった。20代から30代にかけては、不思議と“そういうもの”に対してミステリーの一部として探求心が強まり、嫌ではなくなったが、どういうも 続きを読む
近年の中国における若い起業家や芸能人などを観ていて「欧米的になったな」と感じることが多い。中国でも韓国でも、ドラマなどでは“富裕層”を題材にしたものが多いが、そこに登場する近年の“ 続きを読む
奈良県の国道沿いにある「コメダ珈琲店」で5日の白昼に殺人事件が起きた。上空からの映像を見ても、店の敷地面積は広く、かなりの大型店である。最初は中年女性が首を刺されて救急搬送された… 続きを読む
近年、驚くほど多くの日本人サッカー選手が海外で活躍している。男女とも、そういう時代になった。ドイツの2部リーグで活躍していたMF田中碧氏が英国の2部リーグであるリーズからオファを受 続きを読む
世の中にはさまざまなことを“自称する人”が居る。自称しても、それが特別世の中に“危害をもたらす”ことでない限りは、なんとなく傍観されるか、無視されるだけで済む。ただ、その自称する人 続きを読む
どうもスッキリとしない「疑惑潔白会見」だ。総合格闘家の平本蓮氏が弁護士二人を同席して“薬物疑惑”を真っ向から否定した。そもそもの告発者が、身内側ともいうべき格闘家の赤沢幸典氏から出 続きを読む