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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「女児」を「男児」に変える“イスラム呪術”⁉


日本にも時折「妖しい呪術」を行う人たちがいる。有り得ないようなことを“実現させる⁉”呪術は、その信仰者にとって魅力的であることは間違いがない。ただ呪術には、ときどき“危険なもの”も含まれている。イスラム社会では「スーフィー」と呼ばれる“神秘主義思想”が伝承されている地域がある。パキスタンは圧倒的にイスラム教徒の多い国の一つだ。その北部のペシャワルの警察が必死で追っているのが、妊婦の額に5㎝の釘を打ち込んだ信仰呪術師だ。もちろん、釘を打ち込まれた妊婦は、医師に釘を抜いてもらった後、忽然と病院から消えた。信仰呪術師に呪術を依頼したのは自分の方だからだ。彼女は額に釘を打ち込まれる時、お腹の中の女児が男児に“変わっていく”なら、多少の痛みには耐えるつもりだった。けれども、5㎝の釘は想像以上に痛かった。耐えられなくなって、自分で釘を抜こうともがいたが、どうしても抜けなかった。だからやむなく病院を訪れたのだ。医師に詰問され、信仰呪術師に“釘を打ち込む呪術”を教えられた…と告白したが、呪術師が罪に問われては大変なので「自分で打ち込んだ」と言い張った。だが、どうみても呪術師が打ち込んだのは明らかだった。5㎝の釘は、幸い脳の手前で止まっていたので助かったが、そうでなければ一大事になっていた。もちろん「呪術だから…」で済む話ではない。妊婦はこれまでに3人の女児を出産している。今度は、どうしても男児が欲しかったのだ。迷信が信じられる世界では“息子の出産”は経済的な繁栄をもたらす。だから、どうしても男児が欲しかったのだ。実際、妊婦は女児が3人もいるせいで、今日までずっと働き詰めだった。呪術師の腕が良いことは密かに有名だった。妊娠初期の段階なら“女児”から“男児”に変えられる…と信仰呪術師は重く肯いた。だから大金をはたいて依頼したのだ。もし呪術師が摑まれば、自分だって罪に問われてしまう。だから、偽名を使い、住所もでたらめだ。釘を抜いてしまったから、もはや女児は女児のままの出産となる。どうにかして、女児を男児に変える方法はないものか、額の痛みなどそっちのけで、病院から逃亡した妊婦は性懲りもなく、いまも“次の方法”を考えている。
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