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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「家族を世話する小学生」が10%もいる衝撃⁉


近年の統計には、時々我が目を疑うようなものがある。今回の愛媛県における独自調査で、小学生、中学生、高校生の総計6万人によるウェブ上の回答から明らかになった数字には、正直、私は大きな衝撃を受けた。大体、お恥ずかしいことに「ヤングケアラー」という言葉自体を、わたしは知らなかった。高校生以下の子供たちが家族のために世話や家事を行っていて、十分に教育などが受けられていない状況を指す言葉らしい。同じ調査を、政府も行っているのだが、比率的には少し違っている。けれども、小学生の方が多く、高校生の方が少ない、という意味ではその比率は変わらない。つまり小学生の方が、中学生よりも、高校生よりも、家に戻って後、家族のために働いている(世話している)ケースが多いのだ。どうしてそうなるのかというと、家族、つまり親とか兄弟とか祖父母とか、誰かが病気や障害を持っていて、その人のために動かざるを得ないからだ。今回の調査では小学生では10.4%、中学生では4.0%、高校生では2.3%となっていて、全国比率はこれほど偏ってはいないが、ただ小学生、中学生、高校生の順であることは同じなのだ。私は自分自身が、小学生の時に、母親が入退院を繰り返してはいたが、だからといって“その母親”を自分が面倒をみるようなことはしていない。家事的なことも小学生の時には経験がない。いや十代の時には経験していなかった。ましてや人を介護するなど、考えもしなかった。どちらかと言うと、小学生の低学年の時には“面倒をみてもらう側”だった。母親が病気だったとしても、上には齢の離れた兄と姉とが居て面倒をみてくれた。それに兄や姉がアルバイトなどで外に出ている時には、近所のオバサンとかが面倒をみてくれたし、隣のお兄さんやお姉さんも助けてくれた。だから、私の母親は入退院だったが、それでいて私は“何もせず”育ったのだった。そういう私にとっては、今回のような調査実態は信じがたいもので、それだけ“身近な人”が限られている世の中なのだと、改めて痛感される。それにしても10%という数字は、あまりにも重い。親が病気で思うように動けない場合、兄弟が先天的な病気を持っている場合、そして祖父母が高齢で身体が不自由な場合など、さまざまなケースが考えられる。ただ小学生と言えば、まだ身体そのものが未成熟である。介護などの場合、或る程度の体力もいるし、神経も使う。これを何時間も行っているとすれば、あまりに酷である。「日本」は社会福祉国家として発達してきているが、まだまだ目が行き届かない部分も多い。一方で“子供を産む”ことを推奨していても、このような実態が改善されないうちは少子化を受け入れる方が自然なのだ。
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