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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「寅年」の開始「飼いドラ」に手を噛まれる⁉


よく動物園のライオン、クマ、トラなどを「カワイイ」と言っている女の子たちがいる。もちろん、そういうことをいう人は動物に“襲われたこと”がないからだ。動物園に飼われていても、猛獣たちは“野生の本能”を失ってはいない。自分の領域を脅かすものは、攻撃するように出来ているのが動物なのだ。特に耳の小さい動物は攻撃本能が強い。昨日、栃木県の「那須サファリパーク」で男女3人の飼育員がトラに襲われ重傷を負った。特に一人の若い女性は噛まれて手首を失った。「飼い犬に手を噛まれる」ということわざがあるが文字通り「飼いドラに手を噛まれた」のだ。管理体制に多少、問題があったとしても、ここでわれわれが重視すべきは“野生の本能”であり、“生き物の在り方”を改めて知っておくべきだということだ。「サファリパーク」は自然界そのままの在り方を提供しようとするあまり、安全管理ギリギリのところで動物たちを自由にさせる。したがって、普通の動物園よりも猛獣たちは“野生”に近い。飼育員たちが一人で飼育に向かうのは危険だと思われる。ましてや若い女性たちを“危険な檻”に向かわせるのは今後に教訓を与える。それにしても干支の「寅年」の“最初の日”に、こういうニュースが飛び込んでくるのは、どうもいただけない。一般的には「立春」2月4日から「ほんとうの寅年」とするが、私は干支暦上「小寒」の1月5日から「ほんとうの寅年」が始まると思っている。したがって昨日は「寅年の初日」なのだ。ことわざとしての「飼い犬に手を噛まれる」は、普段、自分が可愛がったり、面倒を見てやっていたりした部下や後輩から裏切られるとか、深い傷を負わされるとかする状態をいう。世の中、特に政治や実業の世界では、そういうような出来事が多い。ひょっとすると今年の日本でも、そういうような事件やニュースが生じがちであることを暗示した出来事であるような気がする。政治の世界なのか、企業間での出来事なのか、芸能の分野なのか、スポーツ界での上下関係なのか、さまざまな分野で、そういう風な出来事が生じてくる可能性があるということだ。もちろん、このニュースだけが「寅年」をリードしていくとも思えないが、少なくとも、今年を牽引していく要素の一つは“飼いドラ事件”となる可能性が高いだろう。それでなくとも“不気味な要素”いっぱいの新年なのに、頼むよ「寅年」。
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