懐かしい響きの言葉に「日の丸弁当」というのがある。この弁当を説明しなくても解かる人は、それなりの“お歳”かもしれない。お弁当箱を開けた時、真ん中に“丸い梅干し”だけが入っていると「日の丸」が誕生するのだ。もちろん五穀米などではなくて白米であること、他の色付けなどは一切ないことが条件だ。今でも「日の丸弁当」を出勤時にもっていく人はいるのだろうか。さすがに中学生で「日の丸」はないだろう。いや、いるのかも…。私は大昔、その「日の丸」さえもなくて、まっさらな弁当を小学校の時にもって行った記憶がある。おかずは煮豆だけ…急に恥ずかしくなって、いったん開けた蓋を基に戻した。そうして教室の隅に行って食べた。あの頃の私はなんて可愛かったんだろう。まあ、そんな話はどうでも良い。その懐かしき「日の丸弁当」が復活する可能性があるのだ。それも期間限定で今年の5月。どうしてなのかというと今年は元号が変わるからだ。つまり、日本国旗を連想させる「日の丸弁当」こそ、新たな元号や天皇の誕生を祝うのにふさわしいからだ。デパートでもきっと“10連休中”には「日の丸弁当」を並べるのに違いない。実際にどうなのかは知らない。本物の「日の丸」の方が“売れている”ことは事実だ。国旗というものは、本来そんなに“売れる”ものではないのだが、今年は2倍以上の売り上げを誇っているらしい。特に企業からの注文が多いらしい。確かに、今年の場合、10連休で長期の閉鎖になる。その間、国旗を掲げておけば誰一人出社していなくても許してもらえる。そういう点で都合が良いのだ。戸建て住宅用の国旗も好調らしい。新しい住居に新しい元号、その両方を祝して「日の丸」を掲げる。何となく気分が良いではないか。もちろんマンション用もある。サイズはちょっと小さめになる。価格は5000円程度だ。戸建て用は大きめで2万円程度する。とにかく新築さんに相応しいのが「日の丸」なのだ。今年の「日の丸」は一味違う。何んと、その横に「メッセージ欄」のある国旗もあるのだ。自由にメッセージを書き込めるようになっている。太字で書き込むと「インスタ映え」するし、記念にもなる。10連休で海外に行った人たちが、どこの国でも日本国旗を振りながら歩くって、やっぱり恥ずかしい。よくツアーガイドの人は恥ずかしくないものだな。ところが国立競技場とかで、日本人選手を応援する時などはまったく恥ずかしさを感じない。「日の丸」を握りしめながら「恥ずかしながら戻ってまいりました」といったのは誰だったろう。
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