韓国の朴槿恵前大統領が収監された。独房へと入る前にしばし立ち止まり、涙を流したという。彼女が大統領になる時、誰が今日を予測したであろうか。確かに韓国の大統領というのは、呪われてでもいるかのように、その後の人生が悲惨な人たちが多い。殺害されたり、自殺したりしている人物が多いのだ。それにしても在職中に国民から指弾され、罷免され、独房に収監された。革命期のマリー・アントワネット王妃のようですらある。アントワネットの場合は、元々が“国民の声”に耳を傾けず、贅沢三昧をしていたから仕方がないともいえるが、朴槿恵大統領の場合は、その点かなり違う。或る意味で国民の声を“聴き過ぎた”ともいえる。その結果、日本を攻撃対象とし、日本の総理に対して“非礼”を重ねた。さらに世界各地に“慰安婦像”を建てた。皮肉なことには“慰安婦像”が増えるごと、韓国内は混乱し、朴槿恵大統領の政権は傾いていった。就任当初、圧倒的な支持を誇っていた政権は、いつしか吊し上げをくらい、罪人に仕立て上げられていた。私はかつて“慰安婦像”を建てることは、かつての日本軍の英霊に対し“唾を吐きかけている”ような行為で、恨みを買うことになるだろうと警告した。けれども、その後も“慰安婦像”は撤去されず、増え続けた。結局、英霊たちの“恨み”を買った結果、罪人としての生活を送る羽目になったのだ。日本に対して“過去の反省を促そうとした人物”は、今、自らの過去の反省を促さねばならない立場に追い込まれている。それも、もとをただせば“国民の声”を聴き過ぎたが故のことなのだ。今日、インターネットの普及は、大衆の多くが、今、何を求めているか容易にわからせる。けれども、大衆の多くの声が、常に正しいとは限らないのだ。
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