昔の手相の本には「三大線は一生不変」などと書いてあるものもあるが、もちろんウソだ。三大線であろうと、運命線であろうと、結婚線であろうと、手相は刻々と変化している。ただ、それが大きいか、小さいか、それだけの違いにすぎない。大きい人は「別人か」と思われるほどに大きく変化する。考えてみれば当然のことで、丁度、人相がその人によっては「別人か」と思うほどの変化を遂げていく人と、幼い頃のまま生涯あまり変わらないような印象の人がいる如くである。手相も、そういう点では「人相と同じなのだ」と思えば良い。手相が大きく変化していく人たちには、或る種の共通性がある。それだけ人生というか、運命というか、そういうものに変化が表れていく。手相が変化していくのに、生活が何も変わらない、などということはない。もちろん、良く変わる場合もあれば、悪く変わる場合もある。石川啄木の歌に「働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりじっと手を観る」(記憶で書いているので、この通りだったか、あまり自信はないが…)という歌があったが、別に啄木は手相の信望者だったわけではない。ただ己の“ふがいなさ”のようなものの象徴として「手のひら」を題材としたに違いない。そういう風に、われわれは誰でも“自分の手”というものと“人生”というものを無意識に結び付けて観ている。その掌に、文字通り「人生」は刻まれていく。そう「刻まれている」ではなくて「刻まれていく」のが正しいのだ。だから、ときどき“修正”される。刻まれ直すのだ。もちろん、無意識にだ。けれども、それは今何かが“動こうとしている”直前に、もっとも大きく刻まれ直す。奇妙なことには、たいていの場合、それは数ヶ月くらい前から“修正作業”が行われ始める。もっとも、急な変化の場合には、一週間くらいの間に驚くほどの“刻み直し作業”を完了してしまう。通常は数ヶ月から一二年かけて“徐々に刻み直して”いく。だから本人も気付かないのだ。つまり、普通は“運命を変える”には、数年の歳月は要するのだ。けれども、時としてあっという間に変化させてしまうこともある。あっという間の早業なので、そういう時には本人にも“変化している”という実感を持つ。これは別に“手相が変わる”と気付くわけではない。けれども、何んとなく“自分が変わっていく”とは感じるものなのだ。もちろん、顔立ちにも変化が現れる。そういう時に敏感な人であれば自分自身の掌の変化にも、自らの眼て立ち会うことになる。
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む