選挙が近づくと「支持率」というものが新聞や雑誌で公表される。世界的に行われていることだから、それなりの価値はあるのだろう、とだれもが思う。けれども、本当にそうだろうか。ここに、驚くべきデータがある。ごく最近のデータで、安倍政権を支持しますか、という“普通の調査結果”だ。ところが、これが行っている各メディアによって全く異なるのだ。例えば、東京新聞での安倍政権支持率は5%、ところが産経新聞での支持率は86%、毎日新聞では9%、朝日新聞では14%、日本経済新聞では41%、読売新聞では43%…あまりにも違いすぎる。どれを信じてよいのかわからない。というか、どれも信じられなくなってくる。現在の日本では、各新聞社によって、その新聞社独自の“政治思想”が反映された記事が掲載されることが多く、その結果“中立性”よりも、主義主張に基づいた誌面作りを優先しているような気もする。支持率の回答は無作為なのかどうなのか、本当のところは解からない。もし、公正無私な方法で行われて、これだけ極端な違いが表れるものだとすれば、データそのものに“価値”を見出すことが出来なくなってくる。私は、研究のために個人でホロスコープのデータを集めることが多い。そうすると、奇妙なことに50名くらいのデータでも、500名くらいのデータでも、そんなに極端な隔たりが表れない。つまり、少ない人数のデータでも、大体似たようなデータが表出するものなのだ。例えば、作家として“何らかの賞”を受賞している人たちのデータを取る。何らかの賞を受賞するということは、それなりの“文学的才能”を持っている人たちだということになる。このような形で、例えば50名のホロスコープの“共通性”を探り出す。ところが、50名を集めてデータを取って、それで安心できるかというと、なかなか安心できない。なんとなく、50名では物足らないような気がするのだ。そこで100名に増やし、200名に増やし…という具合にデータ数を増やすことで“文学的才能”を把握しようとする。ところが、奇妙なことにデータを増やしても、そこから表出される特徴は、最初の50名の時とそんなに違わない。しかも、そんなに“明確”には出ない。つまり、ただ一つ“これ”だけが“文学的才能の証”だとは出ないのだ。いくつかの特徴は表出される。“これかな?”と思えるものがいくつか出て来る。そういうことの繰り返しの中で、各種の才能をホロスコープから見つけ出す。過去の教科書など、まったくあてにならない。そういうものがデータであるはずなのに、それぞれの新聞社で行って、こんなにも差が出て来るのは、あまりにも“怪し”すぎる。
「アメリカンドリーム」という言葉がある。文字通り「アメリカで夢を叶える」的な意味合いの言葉だが、この言葉につられて、どれだけの人が母国を離れているのだろう。そして、どれだけの人が「 続きを読む
海外のさまざまな観光地を旅行された経験がある方なら、だれでも感じたことのある違和感の一つに「歴史的建造物」や「遺跡」周辺と、それ以外の地域とでは明らかに“違う街”として扱われている 続きを読む
暦の歴史を調べると、いろいろと興味深い発見がある。その一つは、一年における開始時期についてだ。われわれは年初を太陽暦の“1月1日”に置いているが、歴史的には“そうではない時代”の方 続きを読む
昨年の12月だったか……「パーカーとか着るオジサン」論争というのがネット上であった。その時には、別にたいした興味も持たず「そんなことを言う女性が居るんだ」程度の認識だった。ところが 続きを読む
誰でも病気をすれば体力が失われる。その病気からは回復しても、体力そのものはすぐに戻らないケースが多い。タレントの壇蜜氏が最近久しぶりにTV番組に出たが、その頬肉が削られ、その目に眼 続きを読む
「姓名は“生命”に通ずる」と言ったのは、確か熊崎健翁氏だったような気がするが、文字通り「日本」が戦争に突入する気配が生じていた頃、俗に「熊崎式姓名学」とも呼ばれた“独自の理論”が急 続きを読む
11月4日にエジプトのカイロ近郊に出来た「大エジプト博物館」が一般公開される。この博物館は建設開始から13年が経って、ようやく完成をみた巨大な博物館だ。何しろ“東京ドーム”十倍に当 続きを読む
最近は少なくなったように思うが、昔はどこにでも「世話好きなおばさん」というのが存在した。特に親戚の世話好きなおばさんは、やたら、あれこれ、こまめに連絡をくれ、世話・面倒をみようとす 続きを読む
双子の人たちが、或る種の共通性を持っていることは、よく知られている。何を行うのでも、だいたい共通しているし、性格や体質や能力など「双子あるある」は、よく知られた話だ。実は、運命学的 続きを読む
シンガーソングライターのキタムラリョウ氏が今月24日から「行方不明」になっていて、警察にも届けてあるが、なにかを知っている人がいれば“情報提供”して欲しいと、妻で同じくシンガーソン 続きを読む