都立高校で教師に対し暴言を浴びせた生徒を暴行している場面が撮影され、ワイドショー等で賛否が分かれている事件。昨日タレントの武井壮氏は「絶対に体罰なんか認めない」と発言したそうだ。この問題に対してはタレント加藤浩次氏は「生徒も裁かれるべき」ことを強く主張し、賛同する人も多かった。果たしでどちらが正しいのだろうか。私はいつも、こういう問題が起こるたび“文字の由来”を思い出す。どういうことかというと、古代エジプト王朝でも、そして中国の古代殷王朝でも、洋の東西で紀元前には同様のことが行われていた。つまり学校教育では“ムチ”が使われていたのだ。その証拠が「文字」として遺っている。古代エジプトのヒエログリフ(聖刻文字)、そして古代殷王朝の甲骨文字ともに「教える」という文字には「ムチ」の象形が副えられているのだ。古代の場合、誰もが教育を受けられるわけではない。教育を受けられるのは王侯貴族など、ごく一部のエリート子女たちである。そういう子女たちでも、幼い年齢では勉強を嫌がるとか、なかなか憶えられないとか、注意力が散漫になるとかする。ところが将来、国家を預かるようになる身分の子供達にはきちんとした教育が必要なのだ。したがってムチを使用した。解かりやすく言えば“叩いて教えた”のだ。但し、それはあくまでも“幼い子供達”だからだ。つまり、幼いうちに「教育」の在り方を、そうやって理解させる。そうでなければ将来的に“繁栄する国家”は創れないことを彼らは知っていた。だから幼いうちから“叩いて教える”。こうすることで、子供たちは成長していくにつれ、叩かなくても“学べる”子供に変わっていく。本能的に学ぶ時には“緊張感”が宿った形で学ぶようになる。当然、十代半ばになれば、もう大人として扱うので「教える」時に鞭など必要ない。そういう風にしていかなければならないのだ。日本の教育が間違っているのは、幼い頃には“絶対に叩かない”教育方針だからだ。子供たちは「教育」が“叩かれるもの”だと思ってもいない。だから何の緊張感もない。だから教師にも反抗できるのだ。幼い頃の遠い記憶は、黙っていても“緊張感のある教室”を作り出す。古代エジプト王朝は3000年間続き、古代殷王朝は500年間続いた。「学ぶ」とは、本来、そういうものなのだ。
今年も中華圏(中国とその関係国)においては1月29日から「春節」が始まる。その第一歩として昨日から「春運」がスタートした。これは中国国内の交通機関を「正月用の特別態勢に切り替えるこ 続きを読む
地球温暖化で気温が上がっている……という神話は、いつの時代だったか。台湾では予期せぬ寒波の到来で死者が続出している。今年に入ってからだけで437人もが“寒さ”に身体が適応できず亡く 続きを読む
タレントの「てんちむ(橋本甜歌)」が最新の動画で、自らがプロデュースした「ナイトブラ訴訟事件」における顛末と今後の動向を語っているとの記事があった。昨年12月に行われた判決では、最 続きを読む
世の中には、ちょっと“信じられないような話”というのがある。21ヵ国総勢6000名もの人物が拉致され「特殊詐欺」の訓練を受けている……というのだ。そして、その中には、日本から出向い 続きを読む
法政大学のキャンパス内で、社会学部の女子学生で韓国籍のユ・ジュヒン(22歳)が、ハンマーを手に持って後ろから次々と学生たちの後頭部を殴り、8人に怪我を負わせたのち取り押さえられ現行 続きを読む
アメリカのロサンゼルス近郊で7日の午前から山火事が4カ所で発生し、いまだ消火の見通しが立たない。18万人もに避難命令が出た、という報道もある。いつも言うことだが、アメリカは自然災害 続きを読む
世の中「予期せぬ出来事」というのは…ある。けれども、その出来事が、どう対応して良いか分からないような珍事だった場合、とっさに言葉も反応も出てこなくて、後になって“ぶつけようのない怒 続きを読む
わたしは、幸か不幸か、一度も「貸金庫」なるものを使ったことがない。まあ、貸金庫を使うほどの財産があるわけでもないから当然といえば当然なのだが……。三菱UFJ銀行の都内支店「貸金庫」 続きを読む
どうも、ここにきて、あちこちの国の政権が揺らぎ始めている。世界的にも注目されているのは「韓国」だが、実は韓国だけではないのだ。フランスは昨年だけで首相が4人も変わっていることをご存 続きを読む
最近、芸能人など有名人の中で、体調不良を理由に“その世界”から遠ざかる人たちが多くなっている。タレントの壇蜜氏もSNSを通じて自ら“心身の不調”が続いていて、早急な回復は見込めず、 続きを読む