互いに相手を必要以上に意識する場合、その二人にはどこかに“共通の要素”があるものだ。そして、どこかに“がっぷり四つに組み合う”因縁があるものだ。昨日、その“2組”が微妙な形で激突している。「堀江貴文vs.村上世彰」と「上西小百合vs.橋下徹」の“2組”だ。村上氏の方は子供たち相手の“特別講師”として「金融」の授業を行ったのだが、その中で「ホリエモンのせいで自分は逮捕された」と繰り返した。それに対して堀江氏の方は「うそつきクソ野郎」と口汚くののしっている。なんとなく、この二人は日本人的というよりも“アメリカ人的な気質”を持っているような気がするのだが、それにしても頭脳優秀な二人がアメリカの片田舎か、プロレスのリング上でののしり合うような場面は何となく面白い。一方、別な形で“ののしり合っている”のが小西小百合氏と橋下徹氏だ。この二人は元々「維新」で一緒だったのに、途中からおかしくなった。そして、現在は“場外乱闘”のような形で互いに“ダメ出し”をしあっている。元々が弁護士で“論戦”には自信を持つ橋本氏に対して、真っ向から戦いを挑む者はそう多くは居ない。ましてや女性では、なかなか太刀打ちできない。ところが、昔から小西氏は橋本氏に対しておくすることがなかった。それも、真正面から食って掛かる。私は好き嫌いとか、論戦の正邪とかではなくて、“日本の論客”ともいうべき橋本氏に対して、そうやって挑めること自体、この女性に“政治家としての資質”があると思うのだ。ところが世間は、そういう部分ではなく、この人の持っている弱点というか、“庶民感覚の乏しさ”や“非常識な一面”を取り上げて政界から遠ざけた。そうしておきながら、日本は「女性の社会進出を妨げている」とかいうが、こういう度胸の据わった女性の社会進出を許さない風潮がある。これは一般企業においても同様で、真正面から戦いを挑んでいく女性を男社会は許さない。男性達が許さないのではなく、まず女性達が許さない。だから、女性達から支持されない女性は決して社会で成功できない。そういう社会を、女性たち自身が造っているよう私には感じられる。ところで、2組のバトルは、それぞれが別々の土俵で行っているので、今のところ「直接対決」になっていない。おそらく、この二組のバトルに対しては“危ない部分”もあるから「ガチンコ対決」をさせる場を作ろうとするTV局が出て来ないのだろうか。くだらない芸人番組で“みんな一緒”という雰囲気を作りたがるTV局が多いようだが、一対一のガチンコ対決番組も作って、新しい「令和」の時代に、政治や経済に対して「こういう見方もあった」と感じさせるTV局が出て来ることを密かに願っている。
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む
バブル期に放映され人気を集めた「笑ゥせぇるすまん」の実写版12回が、7月18日からテレビ東京系で配信されるという。その主役である“無料で幸せを売る男”喪黒福造役となったのがロバート 続きを読む
6月23日にフジテレビの制作部長が「常習賭博」の疑いで逮捕され、続く24日には現役アナウンサー(27歳)がオンラインカジノを行ったとして「書類送検」された。実質、同じことを行ってい 続きを読む
ときどきTVから録画してあった大昔の映画を観る。昨日も80年代前半に公開された原田知世主演の「時をかける少女」を観た。この映画は筒井康隆氏の小説を脚本化したもので、ちょっとSFっぽ 続きを読む
歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜 続きを読む
「松本人志」「中居正広」「国分太一」……最近は次々と大物芸能人の“ハラスメント行為”が発覚し、芸能界から締め出されつつある。いずれも若い時から一世風靡した人たちだ。つまり、あまり苦 続きを読む