近年もっとも“進歩”を続けているのは「情報分野」かもしれない。そのせいで、多くの人は“新商品”をあっという間に情報として知っていたり、視たり、聴いたり、使っていたりする。「商品開発」とか「新規開拓」とか「新企画」とか「新規オープン」とか…新たなものを生み出すとか、新たなものを打ち出すとか、初めての試みとか、斬新な計画とか、将来に向けての取り組みとか…とりあえず多くの人に知っていただいて、或いは視ていただいて、或いは試していただいて、或いは買っていただいて、或いは暮らしに取入れていただいて……。そういう分野では近年の“情報・伝達”のスピード化が大いに役立っていると言えるだろう。昔の人々は“情報・伝達”の手段が限られていたので、世の中に浸透させていくまでに時間が掛かった。そういう点で、ここ30年ほどの時代の変化は、スピーディーに世の中に“行き渡る”、或いは“行き渡らせる”という点では大成功した時代と言えるのかもしれない。もっとも情報だけが先行して、実態がそれについていかないような現象も多い。例えば、何かを発売するというニュースが流れた場合、そのニュースを知った時点では新鮮なので興味を持つのだが、それがいつまで待っても手元に届かないと、だんだん“新しいもの”としての値打ちが下がってくる。したがって、本来なら“新しいもの”を手にした悦びがある筈であるのに、何かしら、もう“手垢のついたもの”のように感じてしまって、新鮮な魅力がすぐに失われてしまう。最近、そういうものが多くなっているような気がする。あまりに早く“情報”だけが手に入ってしまうと、その“情報”が詳細であればあるほど、実際に手にした時の感激は少ない。そういう意味では近年のIT機器などは、どんどん前に進んでいかないと“新鮮さ”や“衝撃度”は失われるばかりである。つまり“新鮮な期間”が短いので、あっという間に“過去のモノ”になっていく。新製品だけでなく、新たなお店でも、新たなファッションでも、新たなアイドルでも、新たな流行歌でも、新たな書籍でも…何でもそうなのだ。そういう意味では“永い間”多くの人たちの心を掴んでいくというのは、これからの時代、容易なことではない。多分「永遠のテーマ」に基づかないものは、あっという間に消え去っていく時代となるのだろう。
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