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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「日本」から「日本人」が急速に消えていく⁉


“円安”を阻止しようと24年ぶりの「円買い介入」が行われ、一時的にドル円相場は「1ドル=145円」から「1ドル=140円」まで跳ね上がった。けれども、真夜中になったら、また「1ドル=142円」まで戻っている。たぶん、これから“そういうこと”が繰り返されていくのに違いない。急激な“円安”は日本の家計に影響が大きい。日銀による「阻止しよう」という“行動”自体は、間違っているわけではない。ただ実質的に「効果があるのか」というと、その答えは「多分ない」。だからおそらく、これから何回も“日銀”と“海外ヘッジファンド”との攻防が始まる。おそらく双方の境界線は「1ドル=145円」で、そこまでやって来ると再び攻防が始まる。でも結局は何度目かに“押し切られてしまう”可能性が強い。ただ“押し切られる”のが少しだけ、先延ばしされるだけだ。つまり、遠からず「1ドル=150円」時代が来る。そうするとどうなるのかというと、一般的な日本人の家計的な負担が徐々に増していく。いまでもヒィヒィ言っているのに、これ以上は……という人たちが多い。つまり、一部の富裕層を別とすれば、日本人は相対的に徐々に貧しくなっていく。もっとも、今回の場合は欧州なども“似たような部分”があるので「日本」だけが貧しくなっていくわけではない。そういう点で、なぜかちょっとだけ“救われたような気分”になったりする。但し、少しだけ違う部分がある。外国人が日本にやって来て、ドルで“お買い物”をすると、妙に“安く”感じるのだ。だから“買い物のため”やって来る訪日客が増えてくる。「日本」はコロナ禍で閉ざしていた間に「買い物天国の国」に変わっていると気付くからだ。だから、訪日客は何となく“豊かな感じ”となって、現地人(日本人)は何となく“貧しい感じ”となって、その“違い”に何かしら“割り切れないもの”を感じるようになる。そこで、もしかしたら日本国内に居るから“貧しく感じるのではないか”と気付く。こうして、徐々に「日本脱出」を試みる人が多くなる。もちろん、最初は“富裕層”と呼ばれる人たちだ。やがて、それが“そうではない若い人たち”にも徐々に波及していく。特に“頭脳優秀な若者たち”が、それの先導者たちとなる。いつの間にか気が付けば、日本国内に残っているのは“もう動きようのない高齢者たち”とならないよう祈るばかりだ。
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