伊勢志摩で「G7サミット」が開かれている。伊勢神宮は、日本の神社の中でも“原初の姿”が保存され続けている数少ない社だ。誰もが“古き良き日本”の趣を感じる精霊な世界が広がる。「G7」の首脳たちの多くはキリスト教徒だが、日本の神々は“自然界を伴う神々”で、いわば「風水の世界」をそのまま“神々に見立てている”ような一面を持つ。質素なのに「神」を感じさせるのは“自然と一体化している”からだ。おそらく、そういう意味では伊勢神宮に集まっても、異国の宗教施設に連れてこられた、と感じる首脳はいないだろう。日本の「古都観光」として、京都は世界的に有名になったが「伊勢志摩」はまだまだである。けれども、本当の美しい「日本の原風景」は京都よりも伊勢志摩の方にある。奇妙なことに、日本人の多くは「伊勢神宮」を観光していても、伊勢志摩のホテルには泊まっていない。サミットで利用されるということで、改めて確認したが“素晴らしいリゾートホテル”ではないか。こういうホテルが存在していたこと自体、私は知らなかった。ところで、多くの方たちは「G7」というと7か国の首脳たちだけが来ると錯覚しているが、実はさまざまな国から“招待客の首脳達”も来ている。ラオス、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ、スリランカ、パプアニューギニア、チャドなどの首脳達も来ているのだ。奇妙なことに、ここには「G20」として参加している国の首脳は含まれていない。つまり、明らかに“発展途上の国々”を招待している。それにしても「G7」に中国が参加していたなら、伊勢神宮には集まれないだろう。不思議なことに「中国を加えよう」という動きはついぞ起こったことがない。
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