私は時々“東洋人”と“西洋人”には、“男”と“女”の違いにも似た“違い”を感じることがある。この人の場合など、その“違い”がプラスに働いた典型なのだ。その名は「こんまり」こと近藤麻理恵氏のことである。彼女は今や“世界的なスター”であって、それもアメリカのTVが「東洋の神秘」として持ち上げてきた結果による。何のことはない“片付け上手な奥さん”多分30年前までなら、そういう風にしか呼ばれなかったに違いない人物なのだ。彼女は幸運にも若くして有能な編集者が付いて『人生がときめく片付けの魔法』という本を出版した。タイトルが実に良かった。この本は売れに売れ、マスコミでも評判となった。やがて欧米でも彼女の存在が注目されるようになった。多分、一つには彼女がまだ若くて美しく長い黒髪だったからだ。もし、同じ内容の本を60代のおばさんっぽい女性が出していたらどうだったろう。少なくとも、欧米でTVに出て著名になることはなかっただろう。黒髪の人形のような顔立ちの可愛らしい女性が、部屋の中を手早く片付けていく。合理的に片づけていく。魔法をかけたように部屋を美しく変身させる。欧米人が好みそうなファンタジーなのだ。この実践していく姿をTV番組のショーとして放映したのだから、アイドルのように人気が爆発した。それは、だから本当のところ“東洋の異次元世界”として、丁度マジックの二代目の引田天功氏が欧米で喝采を浴びたのとほとんど同様な理由からだった。彼らは、黒髪美人で人形のような雰囲気を持った女性を、無条件で受け入れる。「東洋の神秘」として受け入れるのだ。極端なことを言えば、仕事そのものは“それなりに出来れば”良いのだ。こうして「東洋の神秘=こんまり」が誕生する。その演出を自ら買って出たのが、今のご主人なのだ。彼は彼女を「世界のこんまり」とすべく頑張った。だから、彼女は結婚6周年目の昨日、このご主人と結婚できたことに改めて感謝の言葉を述べている。けれども、私は心配でならない。彼女のホロスコープには金星と土星の0度一体化のアスペクトがある。これは一度は「愛が崩れ去ること」を意味する。私の経験では必ずと言っていいほど、その体験をする。ご主人でしなかった場合には、お子さんとの間で起こる。四柱命式では「梟神」が強く、子供は“我が子を食する”「フクロウの神」の作用を受ける。とにかく、愛が崩れ去ってしまわないことを願うしかない。
世の中には“予測不可能なこと”というのがある。210㎝の高さと90㎝の幅を持った書棚が部屋の中に入らない――クレーンによって引き上げられる――当初、そう約束してくれた引越し屋さんが 続きを読む
近年「日本」は“外国人”に買われることが多くなった。日本の企業も、日本の土地も、日本の建物も……円安進行して、外国人からみれば「安い買い物」に思えるなら、大いに買ってもらって再生さ 続きを読む
「裕子夫人」とは、さて誰の夫人なのか。「ジル夫人」とは、さて誰の夫人なのか。考えるほどの問題でもなく、岸田首相の夫人とバイデン大統領の夫人である。この二人が“お友達”になろうとして 続きを読む
わたしはどちらかというと「災難」に関しては、あまり心配したためしがない。というか「よけいな心配をしても始まらない」という気持ちが強い。どんな人間でも“不慮の災難”は避けようがない。 続きを読む
引っ越しによって家具調度品だけでなく“家電類”もいろいろと変わった。特にエアコンは引っ越しでもしなければ北国の家庭ではあまり変えない。なぜ「北国」と念を押すのかといえば、通常、北海 続きを読む
わたしが今日あるのは、あの社長のおかげだといって良い。「あの社長」の名前を出しても、たぶん誰も知らない。大体がわたし自身“下の方の名”は忘れてしまった。小さな町工場の“しがない社長 続きを読む
引っ越しをすることで、予期せぬモノにいろいろとお目に掛かる。昔のホロスコープや手型の記録もそうだが、今度は28年前に私自身が“自分の引っ越し”に関して、風水家相的な観点から記録発表 続きを読む
今回の引っ越しにおいて、わたしは“優雅であること”にこだわった。だから、多くのヨーロッパ家具を求め、それも17世紀~18世紀に使用されていたような雰囲気のモノを求めた。その結果、そ 続きを読む
昨日、わたしの“大いなる誤り”で210㎝の書棚を新居に搬入できなかったことを書いたが、その結果として行わなければならなくなった作業がある。ムダな書籍や資料などは極力“捨てる”ための 続きを読む
昨日は「すばらしい部屋」に泊った話を書いたので、今日は「風水・方位はあなどれない」という話を書きたい。個人的な話になるが、わたしは数日前に“お引越し”をした。同じ札幌市内ではあるが 続きを読む