7月25日、一人の未亡人が2年半前に“亡くなった夫”との子を無事出産した。“亡くなった夫”との子をどうやって出産したのかというと、亡くなった日すぐ医師に依頼し、夫の精子を“冷凍保存”してもらったからだ。なぜ、そんなことを医師に依頼したのかというと、不意の眠りの中で、夫から“女の赤ちゃんを手渡される夢”を見たからだ。ここで私は自分自身の体験を思い出す。実は私も、夢の中で“自分の娘が駆けて来て抱きつく夢”を見た。まだ初婚の妻が妊娠していなかった時の話だ。かなり判然とした夢で、何故か、その4歳くらいの活発な感じの少女が“自分の娘”だと確信した。目が覚めると現実があった。当時、結婚して1年半くらいが経ち、私は内心、私たちには子供が出来ないのではないか…と思い始めていた。それだけに、何故、夢の中で“自分の娘”と確信したのか分からなかった。ただ妻には、夢のことを話しておいた。それから、ほどなくして妻の妊娠が判った。そして女児が産れた。女児は思いのほか活発だった。あの夢は「正夢」になったのだ。そういう過去を持っている私には、このご夫婦の“奇跡”が、起こるべくして起こった話のように思える。サニーさんの夫・ウェンジャン・リュー氏はニューヨークの警察官だった。その日、彼は同僚警察官と一緒にパトカーに乗っていたのだが、その窓越しに頭部を銃弾で狙われ即死した。リュー氏はまだ32歳、数か月前にサニーさんと結婚したばかりだった。哀しみに暮れる中でうたたねをし、その夢の中で“女児を手渡された”妻は、すぐ医師に懇願し、夫の精子だけを冷凍保存してもらう道を選んだ。そして、その死から2年半経った25日、無事、女児を出産したのだった。彼女は、哀しみに暮れる中で、夫から“女児を手渡される”という、不思議な夢を見た。この後、彼女が躊躇なくとった行動が“精子の冷凍保存”であった。もちろん、医師が協力しなければ実現しない。日本で、同じようなことがあったとして、即“冷凍保存”を医師に懇願できる女性がいるだろうか。また、それに応じてくれる医師がいるだろうか。“奇跡”を実現させるために躊躇は禁物なのだ。即行動し、決して後悔しないこと、それが“奇跡を呼ぶ”秘訣なのかもしれない。
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