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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「死ぬ手伝い」ではなく「生きる手伝い」を‼


最近は専門学校を受験する若者が多くなった。若い年齢からハッキリとした目標を持って、それにふさわしい学校を択んでいくことは素晴らしい。けれども誰もがハッキリとした目標を持って専門学校を選択しているとは限らない。何となく一般の大学に進むより“そっち”の方が資格や技術が身について「就職のとき有利そうだ」とか「授業として面白そう」とか「友達に誘われて…」とかの理由から進学していくケースも多い。そうして、いざ入ってから「専門的で難しそう」とか「やっぱり興味が持てない」とか「大学の方が良かった」とか、後悔してしまうようなケースも多いと思われる。昨日、徳島中央署が“自殺ほう助の罪”で2人の女子専門学校生(18歳)を逮捕した。実は前日、同じ学校で友人だった男子学校生(19歳)が“首を吊って”亡くなった。その男子学生に対しての“自殺ほう助罪”で2人は捕まったのだ。ところが実際には、その現場に彼女たちはいなかった。居なかったのに捕まったのは、その前日に実は「一緒に死のうとしていた」からなのだ。一緒に死のうとしていて、彼の家に集まり、一緒に“それ”に必要な道具を買いに行っていた。そして、一度は一緒に“死ぬ手筈”を整えたのだが、意外なほど人が多く通ることに気付き、そのうちの一人が“抜け”て自宅に戻り、その後、もう一度“やり直した”が上手くゆかず、女子学生の方は自力で何とか自宅に戻り、これまでの状況を父親に告げ、その父親が慌てて現場に行ってみて、男子学生の“首吊り姿”を発見したという経緯だ。せっかく同じ学校で仲良くなった3人なのに、勉強のために集まったのではなく“一緒に死ぬ”目的で彼の自宅に集まった。ただ“予定した場所”は人の気配があって、じっくり“死の作業”をするのに相応しくなかった。そこで、一人が怖くなって“抜ける”決意をした。この時点では、まだ実際の行為に移っていないのだが、それでも“自殺ほう助罪”は成立する。もし、この時点で“抜ける決意”をした女子学生が、ふたりに対して「やっぱり止めようよ」と強く働きかけていれば、或いはすぐ警察に駆け込んでいれば“自殺ほう助罪”には問われなかっただろう。「死ぬ手伝い」は出来たけど「生きる手伝い」をしなかったことで、彼女にも“自殺ほう助罪”が適用されたのだ。
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