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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「流行りの歌」「流行りのドラマ」に恋愛を‼


年間約1000件ものチャットによる“恋愛相談”を若者たちから受けている恋愛カウンセラー・堺屋大地氏のコラムを読んだ。それによると現代の若者たちの多くは「恋愛はしたいが失敗はしたくない」という気持ちが強いそうだ。「生涯未婚」となる可能性の強い人たちの割合は年々増加傾向で、女性では18%、男性では28%にも上っている。この“18%”と“28%”の不釣り合いは、どう考えれば良いのか。男性の方が特別人口が多いというわけではない。つまり、男性側に“何回も結婚している人物”がいる確率が高いから生じることかもしれない。わたしは以前から“流行”ということが、この数字には関係していると思っている。わたしが「青春期⁉」だったころ、巷には多数の“失恋ソング”が流行っていた。当時の恋愛歌謡の八割は“悲恋歌謡”であった。だから、そういう世の中に居ると「恋愛は失敗して、当たり前」という意識が定着する。ところが、現代は恋愛歌謡が極端に少ない。「流行歌」なので“世の中”を反映してなのだろうが、極端に少ない。ましてや“悲恋歌謡”は、もっともっと少ない。いまや「演歌の世界」にしか見掛けない。その演歌の世界ですら、そんなに多く聴かれない。そういう“世の中”になってしまった。これでは恋愛をする人たちが少なくなるのは当然と言える。多くの人が観る「恋愛ドラマ」というものもぐんと減った。現在でも一応“恋愛ドラマ”はあるが、それは“付け足し”のようなところがあって、恋愛だけでは成り立っていない。現代の恋愛ドラマは“複雑”で、昔のようにストレートではなく、結婚に結び付くものともなっていない場合が多い。昔は“単純な恋愛設定”が多かったが、現代のドラマは“訳ありの恋愛”などが多く、だれもが“そういう設定”に溶け込んでいけるような形となっていないケースが多い。いまという時代が“そういう時代”だから仕方がない、と言えばそうなのかもしれないが、なんとなく昔のような“本気度”の乏しい恋愛ドラマが多い。結局、歌謡曲にしろ、TVドラマや映画にしろ、真正面から“恋愛→結婚”という形を扱っていないし、また世の中としても、そういうものが流行っている感じの状況でもない。結局、若者たちが自然に“失恋が出来る”状況を「流行歌」や「流行ドラマ」で“作ってあげる”ようにしないと、少子高齢化の問題は解決できないだろう。
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