このところ“嫌な告発事件”が続いている。「NGT48山口真帆」「純烈・友井雄亮」「YouTuberヒカル」こういった“時代の寵児”と、その周辺で巻き起こった出来事が“告発”という形で次々と表に出て来ていることだ。これらの芸能人は、近年の“接触型商法”によって爆発的な人気を生み出してきた。昭和の“芸能人”が「スター」と呼ばれて“高嶺の花”だったのとは違い、今の人気者達は“接触型”であるところに特徴がある。昔はその人の“芸術・芸能”そのものが評価された。ところが現代は、“芸術・芸能”それ自体は“添え物”であって、それを発信する人物の外貌とか、性格とか、日常とか、雰囲気とか、趣味とか…本来の能力とは別次元での評価が主流になりつつある。それは俗に「AKB商法」とも揶揄される“握手会”とか“撮影会”とか“showroom”とか、日常の中で“繋がっている”かのような錯覚に陥らせることで、芸能人と一般人との“垣根”を取り払う商法が成功した証でもある。けれども、同時にそれは常に“プライベートまで晒される”ぎりぎりのところで成立している商法で、実際には“危険な商法”でもある。本人たちが、それに気付いているかどうかはともかく、SNSを通じて、その日常を外部に発信し過ぎている芸能人は、或る意味で自らがストーカー的なファンを養成していることになる。今回の“三つの告発事件”は、そういう意味では「仕事」としての日常と「プライベート」としての日常の境が危うくなってきている著名人たち誰もが考えなければならない課題を突き付けているような気がするのだ。現代は、プライベートで大きな問題を起こせば、仮にどんなに才能があろうと“世間”から抹殺される。仮に、それが「噂」だけで真実ではなかったとしても、拡散してしまった「噂」は取り除きようがない。その一方で、企業として“巨大化”することで、多少の事件があっても“マスコミの口封じ”を行える芸能事務所なども出て来ている。あまりにも自称・芸能人が増え過ぎたことが、いびつな芸能社会やスポーツの世界、文化や流行を生み出していきそうで不気味なのだ。
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
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私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む