このところ“嫌な告発事件”が続いている。「NGT48山口真帆」「純烈・友井雄亮」「YouTuberヒカル」こういった“時代の寵児”と、その周辺で巻き起こった出来事が“告発”という形で次々と表に出て来ていることだ。これらの芸能人は、近年の“接触型商法”によって爆発的な人気を生み出してきた。昭和の“芸能人”が「スター」と呼ばれて“高嶺の花”だったのとは違い、今の人気者達は“接触型”であるところに特徴がある。昔はその人の“芸術・芸能”そのものが評価された。ところが現代は、“芸術・芸能”それ自体は“添え物”であって、それを発信する人物の外貌とか、性格とか、日常とか、雰囲気とか、趣味とか…本来の能力とは別次元での評価が主流になりつつある。それは俗に「AKB商法」とも揶揄される“握手会”とか“撮影会”とか“showroom”とか、日常の中で“繋がっている”かのような錯覚に陥らせることで、芸能人と一般人との“垣根”を取り払う商法が成功した証でもある。けれども、同時にそれは常に“プライベートまで晒される”ぎりぎりのところで成立している商法で、実際には“危険な商法”でもある。本人たちが、それに気付いているかどうかはともかく、SNSを通じて、その日常を外部に発信し過ぎている芸能人は、或る意味で自らがストーカー的なファンを養成していることになる。今回の“三つの告発事件”は、そういう意味では「仕事」としての日常と「プライベート」としての日常の境が危うくなってきている著名人たち誰もが考えなければならない課題を突き付けているような気がするのだ。現代は、プライベートで大きな問題を起こせば、仮にどんなに才能があろうと“世間”から抹殺される。仮に、それが「噂」だけで真実ではなかったとしても、拡散してしまった「噂」は取り除きようがない。その一方で、企業として“巨大化”することで、多少の事件があっても“マスコミの口封じ”を行える芸能事務所なども出て来ている。あまりにも自称・芸能人が増え過ぎたことが、いびつな芸能社会やスポーツの世界、文化や流行を生み出していきそうで不気味なのだ。
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5月9日、ニューヨークで行われたオークション会場で落札された故マリリンモンローの肖像画「打ち抜かれたマリリン」はアメリカ人の描いた作品としてはもっとも高額な250億円で落札された。 続きを読む