社会的に成功したいと思うならば「生命力」を持っている名前を備えているかどうかは重要な観点となる。才能であるとか、手腕であるとか、外貌であるとか、そういうものも重要ではあるのだが、運命学的な観点からいうと、名前が「強い生命力」を持っていることは何にもまして重要なことである。最近「新川帆立」という女流新人作家が注目を浴びている。昨年の10月「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、発売から数ヶ月で18万部も売れている受賞作『元彼の遺言状』の作者だ。現役弁護士で、プロ雀士としての肩書も持ち、囲碁で全国大会に出たこともある多才な人物だ。けれども、私は、彼女の人柄や作品に対して、どうこう言うつもりはない。それよりも、私が注目したのは彼女の“ペンネームの付け方”である。この人は本名にも「帆」という漢字が入るらしく、それを説明する時いつも「帆立の帆です」と言っていたので、面倒になって「帆立」そのものをペンネームにしてしまったようだ。したがって「新川帆立」というのは筆名だということになるが、作家のペンネームとしては比較的“凡庸”ではあるが、それでいて憶えやすく、なんとなく“本名っぽい”感じがして、親近感を抱きやすい。そして、何よりも「生命力」がある。「新川」という姓に対して「帆立」が何故か違和感がない。この場合「新川」は“新たなる川”であり、その川を「帆立」が進んでいく。実際、海のホタテ貝は垂直に開いた形で直進するらしい。姓名の場合は「帆立船」のように捉えることも出来て、新たな川を直進していく帆のある船をイメージできる。こういう“姓”と“名”につながりがあって、しかも何らかの“動き”や“情況”を連想できる名前には「生命力」が宿る。そういう名前は、一度社会に“定着”すると長続きもする。この人の場合は「新川帆立」なのでストーリーの組み立てに“淀み”がないと思われる。斬新な発想で勝負し続けることだろう。そういえば以前、私は水泳の「池江瑠璃子」選手に関して、その姓名が「素晴らしい名前」だと書いたことがある。まだ、全国的にはあまり知られていなかったころだ。その後、彼女はめきめき頭角を現しトップに立ったが、予期せぬ病魔に襲われて立往生してしまった。多くの人は、これでもう彼女の“水泳人生”は終わったと思ったに違いない。ところが「水泳の申し子」は見事に蘇った。名前に秘められた「生命力」は決して彼女を見捨てなかったのだ。
人生というのは、どこでどうなるか、まったくわからない。令和の“若い人達”は、簡単に“自分の将来”をAI予測したりするが、人生だけは“予測通りにはいかない”のが常なのだ。わたしなどに 続きを読む
社民党の副党首である大椿ゆうこ氏に対しSNSで“殺害予告”があったとして、昨日、緊急記者会見が行われた。最近、こういった感じの騒動が多く、過激発言をする政治家には“危険”が伴うよう 続きを読む
文学賞として権威ある「芥川賞」と「直木賞」の選考会が行われ、今回は双方の賞共に「受賞該当作なし」と決まった。それぞれの賞に対する選考会は、午後4時から同時に始まったが、芥川賞の方が 続きを読む
昨年の調査で日本人女性と韓国人男性との“結婚”が急増し始めていることが明らかになったという。全婚姻数の内の10%を占めるまでになって来ているというのだ。前年比との比較でも40%増だ 続きを読む
最近の日本では「本音でモノを言ってはいけない風潮」が強い。それが「令和」を生きていく上では必須のようだ。ほとんどの人たちが“その風潮”に習って暮らしている。だから、たまに、そうでは 続きを読む
今から150年ほど前にオランダに生れた女性が、やがてフランスにおいて“踊り子”として脚光を浴び、さらに“ドイツの女スパイH21号”として戦争時に活躍する。やがて密告によって逮捕され 続きを読む
昨日も、北海道の函館に近い福島町で52歳の男性が襲われた。早朝、新聞配達の男性が戸建ての玄関に新聞を差し入れようとした瞬間を襲われたらしい。たまたま遠くから目撃した男性が居たのだが 続きを読む
わたし自身も人のことを言える年齢ではないのだが、ふと彼女のプロフィールに記された年齢に眼が止まった。もう松居一代氏も“68歳”だったのだ。現在、アメリカで単身で暮らしているらしい。 続きを読む
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む