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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「真夏の鬼退治」という表現が、とても好い


女優の秋野暢子氏が今月4日に“食道がん”により休養することを公表、昨日9日に詳しい病状報告と決断をブログに記した。それによると現在は食道がんの進行状態はステージ3で、がん患部の除去手術か、放射線療法かの決断を迫られ、放射線療法の方を選択したと伝えている。彼女自身は「今回の決断は、自分の体力とこれまで培ってきた健康的な生活と……そして“若干の運”とに賭けてみます」と綴っている。そうして決意表明の最後に“がん治療”のことを「真夏の鬼退治」であると表現した。確かに多くの方が、がんになった時、この二つの療法のうちのどちらを選択するか、病院側から決断を迫られることが多い。“食道がん”の場合、咽喉にある患部を完全に取り除くためには、“声帯”そのものまで失ってしまうケースも多い。ただ“どちらの療法”を択んだとしても、再発の可能性は常にある。咽喉の付近は日常的に飲食や会話をすることで使用頻度が高く、他の部位に比べ“十分な休養”を与えられない部位だ。前と同じような生活をしていれば、どうしても再発の可能性が出て来やすい。しかも、放射線療法は身体への負担も大きい。まだ65歳で比較的健康に自信のある彼女は、その身体への負担に“十分耐えうる”と判断して放射線療法の方を択んだのだろう。そして、彼女は同じ病気を持つ人達にも「一緒に戦っていきましょう」とエールを送っている。つまり桃太郎ではないが、“一緒に鬼退治”に向かう仲間を求めたのだと言って良い。病気だからと言って落胆してふさぎ込むのではなく、どこまでも前向きに「鬼退治の仲間」を募集するところが、気張らず潔くて大変に快い。そして、もう一つ彼女が述べていた「若干の運に賭けてみます」という部分、これが運命学的な観点から言うと、とても良い。人間には「運」の良い人と悪い人とが居るが、自らを“運の良い人”と認識していなければ出て来ない言葉だ。彼女のように、自分に“運が良い”と暗示を掛けて生きていくことも、文字通り“運を呼び寄せる”一つの秘訣なのだ。
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