アメリカは広い。だから一方で“山火事”が続いていて観光地にまで延焼し、2万人超に対して“避難指示”が出ていて、他方では200万世帯が停電となり、冷房効かず40度の灼熱地獄にさらされ、さらに一方では記録的な豪雨で地下室にまで浸水して救出困難となり、猛烈な洪水で外出不可能の状態が続く。いつも思うのは、アメリカの場合、同じ国内でありながら、まるで“別世界”のような光景が珍しくない、ということだ。しかも、森林火災やハリケーンは毎年のことなのに、それらに対しての“科学的対策”というものが見当たらない。本来であれば、未来志向の強いアメリカ人たちなのだから、最先端科学を誇るアメリカ人たちなのだから、そういう部分で“何とか”出来てよさそうな気がするのだが、そういう点においては常に「白旗」を掲げていて、ニューヨーク市長など「我々は歴史的気象事象に必死で耐えている」と“精神論”で応じているのだ。結局、人類は「生きている地球」の“ヤドカリ人間”でしかない。地球が怒り出したなら、それを少しでもなだめて、振り払われないよう必死にしがみついている生物なのだ。そして最近の「地球」は、あきらかに“怒り”出している。もしかしたら我々は古代人のように「自然界を崇めること」を止めてしまったせいではないだろうか。「生きている地球」の“ヤドカリ人間”である我々は、やはり古代人と同じように「大自然を崇めて」生きていかなければならないのではないだろうか。そういう点からいうと、日本はまだ「神社」によって「太陽神」を崇めているので、多少“怒り”の矛先が少ない。もしかすると「地球」が“生ける大地”として人類に解放されたのは、今から5000年ほど前から2000年ほど前にかけて、多くの古代人が世界各地で「自然界を崇めていた」からかもしれない。神々に対して、多くの“捧げもの”を差し出し、それゆえに「自然災害は起こさないでください」と祈り続けていたからではないのか。いま地球人たちは、この「生きている地球」から抜け出して、逃避先を“見つけ出そう”とするプロジェクトが盛んだ。もしかすると、そのこと自体が“怒る原因”“荒れる原因”であるのかもしれない。われわれは、もっと“つつましく”「地球」の“ヤドカリ人間”として“捧げもの”をしていれば良いのだ⁉
北イタリアの田舎町にその大学はある。年間の授業料が250万円という大学だが、世界各国から優秀な学生たちが集まってくる。正式名称は面倒なので省くが「食科学大学」という3年制の大学だ。 続きを読む
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む
こういうことを書いて良いかどうか、ちょっと迷った。だが、彼の言うことをまともに受け止めてしまう方がおられるかもしれないので、書いておくことにした。経済評論家で、このところ矢継ぎ早に 続きを読む
東京都が開始した独身者向けマッチングアプリ「TOKYO縁結び」が好評のようだ。9月から利用開始となったのだが、既に1万2千人が利用しているという。「都」という信頼できる自治体が提供 続きを読む
「死を選択する」という権利は“ある”ようで“ない”とも言えるし“ない”ようで“ある”とも言える。このほど英国で「終末期成人法案」という名の“安楽死法案”が、賛成多数で可決された。国 続きを読む