「…すべては運命と必然」と“豪邸処分と引っ越し”について報告したのはタレントの堀ちえみ氏。既に、新たな物件を探していると伝えていて、不本意ながらの転居のようだ。広々とした中庭のある豪邸は“終の棲家”と決めていたようで、彼女の文章からは無念さも伝わってくる。けれども、その一方では“さまざまな試練”を経験してきたこの人らしく「…すべては運命と必然」と割り切ってもいるようだ。実際、波乱に満ちた人生を歩んできている彼女は、どのような変化に対しても「運命」として受け入れる“覚悟”が出来ているように見える。これは簡単なようでいて、実際にはなかなか難しい。ドラマのような人生は、第三者的に観ている分には“面白く華やか”でも、現実として受け入れるのは容易ではない。人は“ないものねだり”をしがちなもので、穏やかな人生を歩んでいる人ほど、波乱に満ちた人生に“或る種の羨望”を抱いたりする。けれども、ほとんどの当人たちは、望んでそういう人生を歩んだわけではなく、結果的にそうなってしまったに過ぎない。そして、或る時期から「すべては運命」と思うようになる。そういう風に“受け入れる”と、前向きに生きられるからだ。人は誰でも弱いので、不遇な状況の中では「誰が悪かったのか」とか「なにが悪かったのか」とか、考えがちになる。けれども、後戻りできないことを考えるより、今後のため“どうすべきなのか”を考えるのが賢い生き方になる。元々“引っ越しの多い人生”を歩んできた人は、自分の中で「終の棲家」と思っても、なかなかそこで終わらない、というケースが少なくない。最近、私の友人で会社も経営されている方が、大都会からその人の“生まれ故郷”へと戻った。わりと頻繁に“動くタイプ”の方なので、これで“おしまい”なのか、それとも“おしまい”ではないのかわからないが、動くことで“新たなる運”と出逢うのも興味深い。私なども、本当は“新たなる運”と出逢いたいので、動きたいのだが、こういう仕事は“条件的なもの”もあって、簡単には良い物件が見つからない。何となく探している内に“偶然発見する形”が理想的なのだが…。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む