私も大昔、一般企業に勤めていた20代の頃、会社のみんなと行った経験があるのが“野球賭博”である。私はその頃、それが道徳的に良くないことだとは思ったが、法律的にも良くないことだとは知らなかった。だから仕事に直接的な影響はないのだから、そして“僅かな掛け金”で行うのだから、娯楽として許されるだろうくらいに思っていた。高校野球の甲子園大会での成績を“賭け”の対象にするのだから、今考えると、真摯にプレーしている球児たちに対して申し訳ない気持ちにならなければいけないのだが、その時は、お金を賭けることで“熱の入った応援”となり、会社の参加メンバー間の交流も進むのだから、良いことだと勝手に解釈していた。そして、私は何故か“ぶっちぎり”で強かった。だから、いつも賭けで買った賞金で、みんなにコーラをおごっていた。参加していない女子社員にもおごるので、我が社内での“野球賭博”の評判は良かった。ところが、その大会中、ラジオを聴きながら仕事をするので機械操作の方でミスが頻発する、ということで会社側からクレームが入り、それ以降は中止となった。話は現代となり、佐賀県の警察学校で、8月25日に学校の寮生たちの間でトランプカードによる“富豪賭博”が20日間くらいの間に60回以上も行われたとして、それに参加していた警察学校の寮生たち12人が書類送検された。寮生たちは丁度“中間試験”の最中であり、或る意味で「警察官」を嫌でも自覚する時期だが、試験勉強そっちのけで現金を賭けて“トランプ”に勤しんでいた。さらに、もう一つの事件が発覚していて、試験でカンニングが行われたのである。「賭博」と「カンニング」を、警察学校を舞台として行っていたのだ。一般企業ならともかく、何よりも“法律の番人”として生きなければならない警察官の学校を舞台として行われた。まあ、トランプをやっていたから試験勉強がおろそかになり、結果的にカンニングまでしてしまった…。結局、賭博を呼びかけた人物と、カンニングを行った人物とは、警察学校を自主退学したらしい。そうなのだ。私もギャンブルは好きなので、人のことは言えないが…少なくとも彼らは自分たちが警察官に向いていなかったことを自覚したはずである。警察官になる前で良かったのだ。もし、このまま警察官になったなら、危なかった。そして、彼らはまだ若い。もっと、自分たちに向いた職業を探せば良いのだ。
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